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ArcGIS Mission Server 12.1 のシステム要件

ArcGIS Mission Server のシステムおよびハードウェア要件を以下に示します。 missionserverdiag ツールは、セットアップ時に、要件が ArcGIS Mission Server に対して最新であるかどうかをチェックします。

Linux に ArcGIS Mission Server をインストールする際には、インターネット アクセスが要求されます。 インストーラーは、インストール時に、構成されている Linux 環境の特定の依存関係を取得します。

ArcGIS Mission Server のシステムおよびハードウェア要件を以下に示します。

ハードウェア要件

ArcGIS Mission Server の最小 RAM 要件は、コンピューターあたり 16 GB です。

運用環境では、このソフトウェアのユーザーおよびビジネス要件が異なる場合があるため、最小ハードウェア要件が記載されていません。 これらの要件は、パフォーマンスとスケーラビリティーの要求を満たすハードウェア要件を決定する際に検討する必要があります。

サポートされる Web ブラウザー

Workflow Manager には、次のいずれかの Web ブラウザーが必要です:

  • Google Chrome

  • Mozilla Firefox

  • Microsoft Edge

ポートの利用可否

ポート 20443、20301、および 20160 が ArcGIS Mission Server コンピューターで利用可能であることを確認します。 ポート 20443 および 20301 は、ArcGIS Web Adaptor (使用している場合) または外部クライアントからアクセス可能である必要があります。 ファイアウォールが ArcGIS Web Adaptor または外部クライアントの間にある場合、ファイアウォールでポート 20443 および 20301 を開きます。 ArcGIS Mission Server が高可用性になるように構成されている場合は、ArcGIS Mission Server コンピューター間の通信がポート 20160 を介して可能であることを確認します。 さらに、Mission Server はポート 7443 を使用して ArcGIS Portal と、ポート 6443 を使用して ArcGIS Server と通信できます。

ポート番号

コンポーネント

2443

リレーショナル データ ストア向けの ArcGIS Server で使用されます。

6443

ArcGIS Server、およびツールの実行に使用するすべてのホスト サーバーまたはフェデレーション サーバー コンピューターで使用されます。

7443

Portal for ArcGIS で使用されます。

20443

20301

ArcGIS Mission Server で使用されます。

は、ArcGIS Web Adaptor (使用している場合) または外部クライアントからアクセス可能である必要があります。 ファイアウォールが ArcGIS Web Adaptor または外部クライアントの間にある場合、ファイアウォールでポート 20443 および 20301 を開きます。

20160

ArcGIS Mission Server で使用されます。

ArcGIS Mission Server が高可用性になるように構成されている場合は、ArcGIS Mission Server コンピューター間の通信がポート 20160 を介して可能であることを確認します。

注意:

このコンポーネントは、ArcGIS Enterprise デプロイメントの一部にすぎません。 ダイアグラムおよび ArcGIS Enterprise 内の他のコンポーネントとの通信に必要なポートに関する情報へのリンクについては、ArcGIS Enterprise のシステム要件をご参照ください。

一時的に使用する領域の要件

デフォルトでは、システムの /tmp ディレクトリーにリソースが展開されます。 このディレクトリーの読み取り権限、書き込み権限、および実行権限を有効にしておく必要があります。 /tmp ディレクトリーに必要な空き容量がない場合、セットアップ プログラムはリソースをユーザーの HOME ディレクトリーに展開しようとします。 ユーザーの HOME ディレクトリーにも必要な空き容量がない場合は、この問題を示すエラー メッセージが表示されます。 必要に応じて、IATEMPDIR 環境変数で一時的な代替領域を指定できます。

Linux オペレーティング システム要件

以下で説明する 64 ビット オペレーティング システムは、最低限必要なオペレーティング システム要件を満たしています。 32 ビット オペレーティング システムはサポートされていないため、セットアップが実行されるのは、オペレーティング システムが 64 ビットの場合のみです。 アンダースコアが含まれているコンピューター名はサポートされていません。 コンピューター名にアンダースコアが含まれていることが検出されると、セットアップが実行されません。

ArcGIS Mission Server コンピューターのオペレーティング システムが ArcGIS Enterprise デプロイメント内の他のコンピューターのものと異なる場合があります。 これが発生する最も一般的なシナリオは、ArcGIS Mission Server を Linux コンピューターにデプロイする一方で、残りの ArcGIS Enterprise デプロイメントは Microsoft Windows コンピューター上にある場合です。

root ユーザーとして、このソフトウェアをインストールできません。 インストールしようとしてもインストールは開始されず、root ユーザーではインストールできないことを示すエラー メッセージが、ソフトウェア診断ツールによって表示されます。

このソフトウェアを、変更されたオペレーティング システム (バイナリー) にインストールしないでください。 Esri では、開発者向けのバージョンのオペレーティング システムにインストールされている製品のサポートを提供していません。

サポートされているオペレーティング システム

最新の更新内容またはテスト済みサービス パック

Red Hat Enterprise Linux Server 8

Update 10

Red Hat Enterprise Linux Server 9

Update 7

AlmaLinux 9

Update 7

AlmaLinux 8

Update 10

SUSE Linux Enterprise Server 15

Service Pack 7

Ubuntu Server 24.04 LTS

24.04.4

Ubuntu Server 22.04 LTS

22.04.5

Oracle Linux 8

Update 10

Oracle Linux 9

Update 7

Rocky Linux 8

Update 10

Rocky Linux 9

Update 7

Windows オペレーティング システム要件

いくつかのインターネット ホスト名に関する仕様では、アンダースコア文字を規格外と定めています。 Microsoft Windows ではコンピューター名にアンダースコアを使用できますが、これにより、他のサーバーやプラットフォームを操作するときに問題が生じる可能性があります。 このため、ホスト名にアンダースコアが含まれるサーバーでは ArcGIS Mission Server はインストールされません。

ArcGIS Mission Server コンピューターのオペレーティング システムが ArcGIS Enterprise デプロイメント内の他のコンピューターのものと異なる場合があります。

ArcGIS Mission Server は、ドメイン コントローラー上ではサポートされていません。 ArcGIS Mission Server をドメイン コントローラー上にインストールすると、機能に悪影響が出る可能性があります。

以下の 64 ビット オペレーティング システムは、最低限必要なオペレーティング システム要件を満たしています。 32 ビット オペレーティング システムはサポートされていないため、セットアップが実行されるのは、オペレーティング システムが 64 ビットの場合のみです。

サポートされているオペレーティング システム

最新の更新内容またはテスト済みサービス パック

Windows Server 2025 Standard および Datacenter

2026 年 4 月の更新内容

Windows Server 2022 Standard および Datacenter

2026 年 4 月の更新内容

Windows Server 2019 Standard および Datacenter

2026 年 4 月の更新内容

Windows 11 Pro および Enterprise

2026 年 4 月の更新内容

特に指定がない限り、これらのオペレーティング システムのバージョンに関して過去と今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされています。 また、オペレーティング システムのバージョンとアップデートはオペレーティング システムのプロバイダーでもサポートされている必要があります。

注意:

CentOS および Scientific Linux に関しては、Esri テクニカル サポートをご利用できなくなりました。

ファイル ハンドルとプロセスの制限

ArcGIS Server はデータ量が多くなるサーバー製品であり、そのデータ形式の多くは数十万のファイルで構成されます。 使用頻度が高いシステムでは、常時数千から数万のファイルが使用されています。 ファイル ハンドルとプロセスが不十分だと、リクエストを起動できない事態がランダムに発生し、システムのダウンタイムに至る可能性があります。 実際に必要になるファイル ハンドルとプロセスの数は、データと、実行されているインスタンス (スレッド/プロセス) の数に応じて変わります。 ファイル ハンドルの制限を 65,535 に、プロセスの制限を 25,059 に設定することにより、システムの持続的な実行が保証されます。

Linux では、ファイル ハンドルとプロセスに対してソフト リミットとハード リミットが設定されています。 ハード リミットを確認するには、ulimit -Hn -Hu (csh を使用している場合は limit -h descriptors) コマンドを使用します。 ソフト リミットを確認するには、ulimit -Sn -Su (csh を使用している場合は limit descriptors) コマンドを使用します。

ソフト リミットとハード リミットを引き上げるには、スーパーユーザーのアクセス権限を使用して /etc/security/limits.conf ファイルを編集する必要があります。 たとえば、次の 4 行をファイルに追加して、リミットの値を変更できます:

<ArcGIS Server installation user> soft nofile <file limit>
<ArcGIS Server installation user> hard nofile <file limit>
<ArcGIS Server installation user> soft nproc <process limit>
<ArcGIS Server installation user> hard nproc <process limit>

この変更を行った後、新しい値を有効にするために、一度ログアウトしてから特定のユーザーとして再ログインする必要があります。 リミットが適切に変更されたことを確認するには、前述の ulimit -Hn -Hu コマンドと ulimit -Sn -Su コマンドを使用します。

クラウドの導入

現在、ArcGIS Mission Server のクラウドへの導入は、AWS (Amazon Web Services) と Microsoft Azure でサポートされています。

SSL 証明書

ArcGIS Mission Server には、自己署名証明書が事前に構成されています。これを使用してサーバーで初期テストを行い、インストールが成功したことをすばやく確認できます。

信頼された CA (認証機関) からの証明書を要求し、それを使用するように ArcGIS Mission Server を構成する必要があります。 これには、組織が発行したドメイン証明書または CA 署名証明書を使用できます。 証明書は SAN (Subject Alternative Name) を構成する必要があります。構成しない場合、ArcGIS Mission Server は正常に動作しません。

注意:

IIS を使用して作成した証明書には、SAN を含めるオプションがありません。 「ドメイン証明書の作成」のスクリプトを使用します。この場合、作成される証明書に SAN が含まれます。

Portal for ArcGIS には、事前に構成された自己署名証明書も付属しています。 ArcGIS Mission Server サイトをポータルとフェデレートするため、信頼された CA に証明書を要求し、それを使用するようにポータルを構成する必要があります。

ソフトウェアの前提条件

ArcGIS Mission Server は、別のコンピューターまたは他の ArcGIS Enterprise コンポーネントと同じコンピューター上にインストールできます。 初めてインストールするか、以前のバージョンからアップグレードするかに関係なく、すべてのソフトウェア コンポーネントは同じソフトウェア バージョンを使用する必要があります。

基本デプロイメントの要件に従って、ArcGIS Data Store をリレーショナル データ ストアとして構成する必要があります。 ArcGIS Mission Server サイトを設定する場合は、ポータルとフェデレートする必要があります。 データ ストアが検出されなければ、メッセージが表示されます。 ArcGIS Mission Server のセットアップ中に、新しい ArcGIS Mission Server サイトを ArcGIS Enterprise ポータルとフェデレートします。

ArcGIS Mission Server のセットアップ中に、新しい ArcGIS Mission Server サイトを Enterprise ポータルとフェデレートします。

注意:

新しいデプロイメントをインストールするのか、旧バージョンからアップグレードするのかにかかわらず、すべてのソフトウェア コンポーネント (ArcGIS Enterprise ポータル、ArcGIS Server サイト、ArcGIS Data Store など) がインストールされ、ArcGIS Enterprise 12.0 を実行していることを確認してください。

ドメイン名システムと完全修飾ドメイン名に関する推奨事項

組織の DNS (ドメイン名システム) は、ArcGIS Mission Server サイトの FQDN (完全修飾ドメイン名) エントリーを含むように構成することをおすすめします。 ArcGIS Enterprise ポータルは、フェデレートの際にサーバー サイトの FQDN を要求します。

サポートされる Web ブラウザー

ArcGIS Mission Server インストール ウィザードは、以下をはじめとするすべての Web ブラウザーでサポートされています:

  • Google Chrome バージョン 138 以降

  • Microsoft Edge バージョン 138 以降

  • Mozilla Firefox バージョン 142 以降

  • Mozilla Firefox バージョン 140 (ESR)

  • Safari バージョン 18 以降