ArcGIS Notebook Server の高度な設定
ほとんどの場合、ArcGIS Notebook Server サイトのデフォルト設定とパラメーターで、適切なシステム パフォーマンスが担保されます。 ArcGIS Notebook Server Manager では、お使いのサイトと Docker コンポーネントを管理する高度な設定を変更することができます。 管理者は設定を変更して、システムのパフォーマンスを改善したり、サイトの制限を増やしたり、組織の IT 方針に対応したりできます。 デフォルト値を変更する前に、各設定とその効果を必ず理解してください。
ArcGIS Notebook Server Manager で使用できる設定
ArcGIS Notebook Server Manager で、以下のサイト設定を表示および変更できます:
WebSocket のサイズ (MB) - WebSocket プロトコルを使用してサーバーとクライアントのブラウザー間で渡すことができるパケットの最大サイズ (メガバイト単位)。 ArcGIS Notebook Server は WebSocket を使用して、クライアントとの効率的かつセキュアな双方向通信を実現します。 このプロパティのデフォルト値は 16 MB です。 特に大きなデータがノートブックからサーバー サイトに渡される場合、この制限を引き上げる必要があります。 このプロパティの最大値は 128 MB です。
対話型コンテナーのノードごとの最大コンテナー数 - このプロパティは、ArcGIS Notebook Server コンピューターで一度に対話的に開くことができるコンテナーの数を制限します。 デフォルト値は 20 コンテナーで、この制限に達するとそれ以上コンテナーを開けなくなります。 自動実行用に
executeNotebook操作を使用して開いたコンテナーには独自の制限プロパティが存在するため、この制限にはカウントされません。 自動コンテナーのこの制限を管理するには、以下に示す自動コンテナーのノードごとの最大コンテナー数プロパティをご参照ください。アイドル ノートブックの閾値 - このプロパティは、アイドル ノートブックが閉じられるタイミングを管理します。 開いているノートブックがこのプロパティの時間 (分単位) 非アクティブだった場合は、自動的に閉じられます。 ノートブックのカーネルが停止します。 デフォルトは 1440 (24 時間) です。 ノートブックの作成者が多く、サーバー リソースが限られている場合は、この値を引き下げることができます。
コンテナーが作成した閾値 - このプロパティでは、アクティブなノートブックを実行せずにコンテナーを開いたままにできる時間 (分単位) を設定します。 この値に達すると、コンテナーは自動的に閉じられます。 デフォルト値は 60 分です。 アイドル ノートブックの閾値と同様に、この値を減らしてリソースを節約できます。
自動コンテナーのノードごとの最大コンテナー数 - このプロパティは、各ノートブック サーバー コンピューターで同時に実行できる自動ノートブック コンテナーの数を制限し、スケジュール設定されたタスク、Web ツール、Webhook として、または API によって実行されるノートブックに適用されます。 デフォルト値は 10 コンテナーです。 この制限に到達すると、コンピューター上でいずれかの初期自動タスクが完了するまで、追加のコンテナーを開くことができません。
ノートブック アイテムごとの最大スナップショット数 - このプロパティは、1 つのノートブック アイテムに作成可能なスナップショットの数を制限します。 デフォルト値は 5 です。
ArcGIS Notebook Server Manager 設定の表示および変更
サイト設定にアクセスするには、次の手順に従います。
管理者として ArcGIS Enterprise ポータルにサイン インし、ArcGIS Notebook Server Manager を開きます。
設定 ページを開き、サイト をクリックします。
設定値のいずれかを変更すると、保存 ボタンが使用できるようになります。
クリックして編集内容を保存します。
ArcGIS Notebook Server サイトは、WebSocket のサイズ (MB) または 自動コンテナーのノードごとの最大コンテナー数 が更新されると再起動します。