再構築のエクスポート
再構築プロダクトを生成した後、その再構築プロダクトをエクスポートできます。 エクスポート ツールを使用すると、再構築プロダクトをカスタマイズできます。 再構築のさまざまな形式への変換、対象領域の適用、ラスター プロダクトのリサンプル、一部のラスター プロダクトおよび点群プロダクトのタイルの変更、メッシュ プロダクトの鉛直シフト、色の補正、再構築座標系から別の座標系への投影を行うことができます。
再構築の結果のエクスポート
再構築をエクスポートするには、次の手順を実行します。
[プロジェクト ツリー] ウィンドウで、エクスポートする再構築を選択します。
[再構築] タブで、 [エクスポート]
をクリックします。
[再構築の結果のエクスポート] ウィンドウが表示されます。
[エクスポート名] テキスト ボックスにエクスポートの名前を入力します。
[出力ディレクトリ] で [参照]
をクリックします。
[出力ディレクトリの選択] 参照ダイアログ ボックスが表示されます。
場所を参照して [OK] をクリックします。
[エクスポートするプロダクト] で、エクスポートするプロダクトを選択します。
[形式] セクションで、変換後のプロダクト タイプの形式ドロップダウン メニューをクリックして形式を選択します。
ヒント:
プロダクト タイプごとに複数の形式を一度に選択できます。
高度なエクスポート設定が必要な場合は、エクスポートする前に次のセクションに進んでください。
[エクスポート] をクリックします。
再構築がエクスポートされます。
再構築のエクスポート名が付いたフォルダーが作成され、このフォルダーには対応するプロダクトが含まれています。 再構築の結果は、プロダクト タイプごとおよびプロダクト形式ごとに 1 つのフォルダーに分けられます。
高度なエクスポート設定の適用 (オプション)
高度なエクスポート設定では、対象領域の適用、ラスター プロダクトのリサンプル、一部のラスター プロダクトおよび点群プロダクトのタイルの変更、メッシュ プロダクトの鉛直シフト、色の補正、再構築座標系から別の座標系への投影を行うことができます。 これらの設定はすべてオプションです。
高度なエクスポート設定を使用するには、次の手順を実行します。
[高度なエクスポート設定] ドロップダウン矢印を展開します。
[対象領域] チェックボックスをオンにします。
[方法] ドロップダウン矢印をクリックし、オプションを選択します。
[範囲のアウトライン] を選択した場合、 [アウトライン ジオメトリの指定] ドロップダウン矢印をクリックし、対象領域を含むジオメトリ ファイルをクリックします。
[境界四角形] を選択した場合、ラスターのクリップに使用される境界四角形を定義する 4 つの座標の値を指定します。
[リサンプル ラスター] チェックボックスをオンにして、指定した地上サンプリング距離に基づいてラスター プロダクトの空間解像度を変更します。
[地上サンプリング距離] テキスト ボックスに、適切な距離を指定します。
[タイルの変更] チェックボックスをオンにして、選択した方法に基づいてラスターおよび点群プロダクトを小さいサイズに分割します。
[タイル方法] ドロップダウン矢印をクリックし、適切な方法を選択します。
[タイル サイズと原点] を選択した場合、 [タイル サイズ] テキスト ボックスにタイル サイズと原点を指定します。 [タイルの原点] で、原点の 値と [Y] 値を指定します。
[分割ポリゴン ジオメトリ] を選択した場合、プロダクトを分割するためのポリゴン ジオメトリを指定します。 [分割ポリゴン ジオメトリの指定] で [参照]
をクリックして、タイル ジオメトリを参照して選択し、 [OK] をクリックします。
備考:
TIF 形式のラスターだけをタイル化できます。 SLPK 形式のポイント クラウドはタイル化できません。
[鉛直シフト] チェックボックスをオンにし、指定したオフセットに基づいてメッシュ プロダクトの垂直位置を調整します。
[オフセット距離] テキスト ボックスでオフセットを指定します。
備考:
シフトできるのは、SLPK 形式と 3D Tiles 形式のメッシュのみです。
[カラー補正] チェックボックスをオンにし、ルックアップ テーブル ファイルに基づいてメッシュ プロダクトの色を調整します。
[参照]
をクリックし、 [カラー補正ファイルの選択] ウィンドウでルックアップ テーブル ファイル (
.cube
) を参照して選択し、 [OK] をクリックします。[ラスター プロダクトの投影変換] チェックボックスをオンにして、ラスター プロダクトを再構築座標系から別の座標系に投影変換します。
[座標系の選択] ボタン
を選択し、 [空間参照] ウィンドウで座標系を選択し、 [OK] をクリックします。
[点群プロダクトの投影変換] チェックボックスをオンにして、点群プロダクトを再構築座標系から別の座標系に投影変換します。
[座標系の選択] ボタン
を選択し、 [空間参照] ウィンドウで座標系を選択し、 [OK] をクリックします。
[メッシュ プロダクトの投影変換] チェックボックスをオンにして、メッシュ プロダクトを再構築座標系から別の座標系に投影変換します。
[座標系の選択] ボタン
を選択し、 [空間参照] ウィンドウで座標系を選択し、 [OK] をクリックします。
[入力高さを維持] チェックボックスをオンにし、再構築された空間参照でエクスポートしたメッシュ プロダクトの高度を維持します (楕円体の高さには変換しません)。
備考:
このオプションは、3D Tiles 形式にのみ適用されます。
[エクスポート] をクリックします。
再構築がエクスポートされます。
再構築のエクスポート名が付いたフォルダーが作成され、このフォルダーには対応するプロダクトが含まれています。 再構築の結果は、プロダクト タイプごとおよびプロダクト形式ごとに 1 つのフォルダーに分けられ、高度なエクスポート設定が適用されます。