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restoredatastore

このユーティリティーはすべての ArcGIS Data Store タイプで使用されます。

ホスト レイヤーで使用されているデータにアクセスできなくなった場合は、バックアップ ファイルと restoredatastore ユーティリティーを使用して、データ ストアを復元します。

データ ストアを復元できない場合は、ArcGIS Data Store を新しいコンピューターにインストールした後、データ ストアを構成しないで、最後の完全バックアップを新しいコンピューターに復元します。

リレーショナル ストアを使用している場合で、ホスト フィーチャ レイヤーのデータを過去の特定の時刻にロールバックする必要がある場合は、既存のリレーショナル ストア上に復元します。

注意:

リレーショナル ストアは、特定時点への復元に対応できるように構成する必要があります。また、利用可能なバックアップ ファイルが存在する以前のリレーショナル ストアの状態にのみ復元することができます。 たとえば、5 日分のバックアップしかない場合は、5 日以内の時点にのみデータ ストアを復元できます。

restoredatastore ユーティリティーは、プライマリー リレーショナル ストア コンピューター上で実行する必要があります。 このユーティリティーは、時空間ビッグ データ ストア、グラフ ストア、オブジェクト ストアの任意のコンピューター上で実行できます。

注意:

どのバックアップ ファイルを復元に使用できるかを確認するには、listbackups ユーティリティーを実行します。

構文

restoredatastore [options]

サポートされているオプションを次の表に示します。

オプション

説明

--store

復元するデータ ストアのタイプを指定します。

有効な値は、relationalspatiotemporalgraphobject です。

--target

有効な値は、most-recent<yyy-mm-dd-hh:mm:ss> 形式のバックアップ ファイルのタイムスタンプ、またはバックアップ ファイルの名前です。

target オプションでは、すべてのデータ ストア タイプがバックアップ ファイル名をサポートしています。 タイムスタンプと most-recent は、リレーショナル ストアでしかサポートされていません。

強制終了後に復元する場合またはリレーショナル ストアの移動のために復元する場合は、--target most-recent を指定します。 リレーショナル ストアを特定の時点まで復元する場合は (特定時点への復元に対応できるようにリレーショナル ストアが構成されている必要がある)、データ ストアをどの日時 (UTC) まで復元するかを指定します。 復元する特定のバックアップ ファイルがある場合は、バックアップ ファイル名を指定します。 ターゲットを指定しない場合、最新のバックアップが復元されます。

--source-loc

データ ストアの復元に使用するバックアップ ファイルが存在する最上位のディレクトリーです、 これは、ファイル共有場所へのパス、バックアップ場所の名前、Amazon S3 または Azure Blob Storage のバックアップ場所のいずれかになります。

ヒント:

バックアップ ソースの場所を取得するには、--operation オプションを list に設定して、configurebackuplocation ユーティリティーを実行します。 データ ストア コンピューターが強制終了し、データ ストアを復元するために新しいコンピューターに復元している場合など、configurebackuplocation ユーティリティーを実行できない場合は、agsds_backup_sig というファイルの有無によってバックアップ ソースの場所を特定できます。

--bound

有効な値は true または false です。

--bound オプションは、リレーショナル ストアでのみサポートされています。

デフォルトでは、バックアップの作成時にデータ ストアが登録されていた同じ GIS サーバー サイトで使用するためにリレーショナル ストアを復元すると見なされます。 データ ストアの GIS サーバー サイトとの関連付けを保持せずにデータ ストアを復元する場合にのみ、--bound false を指定します。 ホスト サービスを別の GIS サーバーに移動させた場合は、--bound オプションを false に設定し、復元時に --server-url オプションで新しい GIS サーバー サイトの URL を指定することができます。

GIS サーバー サイトが失われ、回復できなかった場合の最終手段として、関連付けのないリレーショナル ストアを GIS サーバーから復元することもできます。関連付けのないデータ ストアを復元し、新しくフェデレートされた GIS サーバー サイトに構成できます。 ただし、そのデータ ストア内のデータを使用していたレイヤーは存在しなくなります。 データ ストアのデータベースに接続し、データを別の形式に抽出して、ArcGIS Enterprise に再度公開する必要があります。

--data-dir

データベースを復元しているコンピューター上の ArcGIS Data Store ディレクトリーを指定します。 データ ストアを新しいコンピューターに復元している場合、--data-dir のみを使用します。 新しいコンピューターに復元している場合、--source-loc オプションも指定する必要があります。

--server-url

バックアップの作成時にデータ ストアが登録されていた同じ GIS サーバー サイトにデータ ストアを登録したままにするために、--bound true を指定する (または、--bound オプションを除外する) 場合は、その GIS サーバー サイトの URL を指定します。 --bound true を指定して、サービスを新しい GIS サーバー サイトに移動した場合、--server-url オプションを使用して新しい GIS サーバー サイトの URL を指定します。 新しいサイトの URL を指定した際に、サービスを新しいサーバーにまだ移動していない場合は、データ ストア内のデータにアクセスできません。

--server-admin

このオプションは、--bound true を指定した場合または --bound オプションを指定していない場合に必須です。 ArcGIS Server 管理者のユーザー名を入力します。

--server-password

このオプションは、--bound true を指定した場合または --bound オプションを指定していない場合に必須です。 ArcGIS Server 管理者のパスワードを入力します。

--loaddata

時空間ビッグ データ ストア、グラフ ストア、オブジェクト ストアでサポートされています。

有効な値は true または false です。

データ ストアを新しい一連のコンピューターに復元する必要がある場合は、このオプションを false に設定します。ただし、データは 1 つ目のコンピューターに格納されません。 これにより、データ ストアのスキーマを復元し、すべてのデータを格納できるようにデータ ストアにさらにコンピューターを追加した後、--loaddatatrue に設定して restoredatastore ユーティリティーを再実行し、データを復元することができます。 デフォルトでは、このオプションは true に設定されます。

--mode

有効な値は singleInstance または cluster です。

グラフ ストアまたはオブジェクト ストアを新しいコンピューターに復元する場合、cluster を指定してデータ ストアを単一インスタンス モードからクラスター モードに変更するか、singleInstance を指定してデータ ストアをクラスター モードから単一インスタンス モードに変更することができます。

--prompt

有効な値は yes または no です。

このユーティリティーを実行するときに、指定したアクションを確認するプロンプトが表示されます。 このユーティリティーの使用を自動化する場合は、--prompt オプションを no に設定します。自動化しない場合は、プロンプトに答えるまでスクリプトが実行されません。

この例では、最新のバックアップは rdsbackups というバックアップ場所にあり、既存のデータ ストアに復元されます。 デフォルトのストア タイプはリレーショナルであり、そのデータ ストアが登録された GIS サーバー サイトにデフォルトでバインドされるため、--store relational または --bound true を指定する必要はありません。 ただし、GIS サーバーの URL と管理者の認証情報は指定する必要があります。

./restoredatastore.sh --target most-recent --source-loc rdsbackups --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password SAup.4s

restoredatastore --target most-recent --source-loc rdsbackups --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password $Aup.4s

You are attempting to restore the data store from a data store backup. This process could take a long time,
depending on the size of your data. Please do not interrupt the process once it has started.
Do you want to continue (Yes or No)?Yes

この例では、特定時点への復元が有効化されたリレーショナル ストアが、ネットワーク共有のリレーショナル ストアのバックアップ場所から 2014 年 7 月 17 日午後 2:30 (UTC) の状態に復元されます。

./restoredatastore.sh --target 2014-07-17-14:30:00 --source-loc /net/sharedserver/entbackups/relds --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password SAup.4s

restoredatastore --target 2014-07-17-14:30:00 --source-loc \\sharedserver\entbackups\relds --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password $Aup.4s

You are attempting to restore the data store from a data store backup. This process could take a long time,
depending on the size of your data. Please do not interrupt the process once it has started.
Do you want to continue (Yes or No)?Yes

この例では、リレーショナル ストアが、movedatastore というバックアップ ファイルを使用して、新しいコンピューターに復元されます。 新しいコンピューターに復元する場合、バックアップ ファイルの場所と新しい ArcGIS Data Store のコンテンツ ディレクトリーの場所を指定する必要があります。 ホスト フィーチャ サービスは、リレーショナル ストアを登録したのと同じ GIS サーバー サイトで実行されているため、--bound true は必要ありませんが、GIS サーバーの URL と管理者の認証情報は必要です。

./restoredatastore.sh --target movedatastore --source-loc /net/buserver/data/backups --data-dir /usr/datastore --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password SAup.4s

restoredatastore --target movedatastore --source-loc \\buserver\data\backups --data-dir C:\datastore --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password $Aup.4s

You are attempting to restore the data store from a data store backup. This process could take a long time,
depending on the size of your data. Please do not interrupt the process once it has started.
Do you want to continue (Yes or No)?Yes

次の例では、時空間ビッグ データ ストアのバックアップ ファイル (bds1) を、名前付きのバックアップ場所 (awsloc) から復元します。

./restoredatastore.sh --target bds1 --store spatiotemporal --source-loc 'name=awsloc' --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password SAup.4s

restoredatastore --target bds1 --store spatiotemporal --source-loc name=awsloc --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password $Aup.4s

You are attempting to restore the data store from a data store backup. This process could take a long time,
depending on the size of your data. Please do not interrupt the process once it has started.
Do you want to continue (Yes or No)?Yes

ハードウェア障害の後に時空間ビッグ データ ストアを復元する手順および例については、「データ ストアの復元」をご参照ください。

この例では、グラフ ストアが新しいコンピューターに復元されます。 新しいコンピューターに復元する場合、バックアップ ファイルの場所と新しい ArcGIS Data Store のコンテンツ ディレクトリーの場所を指定する必要があります。 ナレッジ グラフ レイヤーは、グラフ ストアを登録したのと同じ GIS サーバー サイトで実行されているため、--bound true は必要ありませんが、GIS サーバーの URL と管理者の認証情報は必要です。

./restoredatastore.sh --store graph --source-loc /net/buserver/kgdata/backups --data-dir /usr/datastore --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password SAup.4s

restoredatastore --store graph --source-loc \\buserver\kgdata\backups --data-dir C:\datastore --server-url https://gisserver.example.com:6443 --server-admin siteadmin --server-password $SAup.4s