Skip to main content

座標系の要件とインストール

地理座標系変換 (たとえば NTv2、GEOCON、NADCON5) と鉛直座標変換 (たとえば EGM や VERTCON) を実行するには、フィーチャを適切に変換およびレンダリングするために追加の座標系ファイルが必要です。

以下に、ArcGIS Server コンピューターで使用できる追加の座標系ファイルを示します:

  • ArcGIS Coordinate Systems Data - ホスティング サーバー サイトを含む、スタンドアロンおよびフェデレーション ArcGIS GIS Server サイト内のすべてのコンピューターに ArcGIS Coordinate Systems Data をインストールします。

    注意:

    ArcGIS Server を 12.1 にアップグレードする場合、12.1 バージョンの ArcGIS Coordinate System Data をインストールする前に、以前のバージョンの ArcGIS Coordinate Systems Data をアンインストールする必要があります。

  • サードパーティーの変換グリッド - 適切なサードパーティー プロバイダーから変換グリッドを取得し、スタンドアロンおよびフェデレーション ArcGIS GIS Server サイト内のコンピューターに配置する必要がある場合があります。 これらのファイルは、登録済みのデータベースを参照するサービスをホスティング サーバーに公開しない限り、ホスティング サーバー サイトで適用できません。

ArcGIS Coordinate Systems Data のインストール

地理座標系変換または鉛直座標変換を実行する場合、ArcGIS Coordinate Systems Data コンポーネントが必要です。

ArcGIS Coordinate Systems Data をインストールするには、以下の手順を実行します。

ArcGIS Coordinate Systems Data は、グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) モードで実行する必要があります。

  1. My Esri から ArcGIS Coordinate Systems Data インストールをダウンロードします。

    My Esri の ダウンロード > ArcGIS Enterprise (Linux) セクションからダウンロードを行えます。 ファイル名は ArcGIS_Coordinate_Systems_Data_Linux_<release_part#>.tar.gz です。

    My Esri の ダウンロードArcGIS Enterprise (Windows) セクションからダウンロードを行えます。 ダウンロードしたファイル名は ArcGIS_Coordinate_Systems_Data_Windows_<release_part#> です。

  2. ArcGIS Enterprise デプロイメント内の GIS サーバー サイトにある各コンピューターにダウンロードしたファイルを配置します。

    ArcGIS Server を最初にインストールする際に使用されたログインを使用する必要があります。

  3. .tar.gz ファイルからインストール ファイルを抽出します。

  4. 抽出したセットアップ ファイルを実行して、インストール ウィザードを起動します。

    ./Setup

  5. ArcGIS Coordinate Systems Data セットアップ ウィザードの イントロダクション ウィンドウのメッセージを読み、次へ をクリックします。

  6. デプロイメント内のすべての GIS サーバー サイトにある各コンピューターにインストール ファイルを配置します。

  7. ArcGIS Coordinate Systems Data ファイルを配置した場所を参照し、そのファイルをダブルクリックしてインストール処理を開始します。

  8. CoordinateSystemsData という名前のフォルダーにファイルが抽出され配置される抽出先フォルダーをそのまま使用するか、参照 をクリックして別の抽出先を選択します。

    CoordinateSystemsData フォルダーおよびファイルのデフォルトの抽出先フォルダーは、<System Drive>\Users\<username>\Documents\ArcGIS <version> です。

  9. 次へ をクリックします。

    ファイルが正常に抽出されたことを示すメッセージが表示され、セットアップ プログラムを起動する チェックボックスがデフォルトでオンになっています。

    注意:

    ソフトウェアを後からインストールするには、セットアップ プログラムを起動する チェックボックスをオフにして、閉じる をクリックします。 インストールする準備が整ったら、前の手順で指定した抽出先にある CoordinateSystemsData フォルダーを参照して、Setup.exe をダブルクリックします。

  10. 閉じる をクリックします。

  11. セットアップ ウィザードの最初のウィンドウで、次へ をクリックします。

  12. ライセンス契約を確認し、次のオプションを選択します:

    • 契約書の条件に同意する場合は、使用許諾契約に同意するオプションをクリックし、次へ をクリックして操作を続けます。

    • 使用許諾契約に同意しない場合は、Cancel をクリックしてインストールを終了します。

  13. 座標系データのインストール先のディレクトリーを指定するか、デフォルトのインストール ディレクトリーを使用します。 次へ をクリックして続行します。

    デフォルトでは、ファイルは、インストールを実行しているユーザーのホーム ディレクトリーにインストールされます。

  14. 必要に応じて、インストールから除外するグリッドを選択し、次へ をクリックします。

    デフォルトでは、すべての座標系グリッドがインストールされます。

  15. インストールの概要を確認します。

    • インストールの設定を変更する必要がある場合は、前へ をクリックして、設定を変更します。

    • インストールの設定が正しければ、インストール をクリックします。

  16. インストール処理が完了したら、完了 をクリックして、ArcGIS Coordinate Systems Data セットアップ ウィザードを閉じます。

  17. 必要に応じて、機能の選択 ウィンドウで、インストールから除外するグリッドを選択します。 リストで対応するボタンをクリックして、インストールしない を選択します。

    元のインストールから除外したフィーチャが後で必要になった場合、インストールを変更できます。

  18. 同じウィンドウで、デフォルトのインストール フォルダーの場所をそのまま使用するか、変更 をクリックして別のフォルダーを指定します。

    インストールするフィーチャのいずれかを選択し、インストール フォルダーを変更するオプションを有効化していることを確認します。

  19. 次へ をクリックします。

  20. インストールをクリックします。

  21. インストールが完了したら、完了 をクリックします。

コマンド ウィンドウから ArcGIS Coordinate Systems Data をインストールする

コマンド ウィンドウを使用し、CD.msi ファイルと Microsoft Windows Installer のコマンド ライン パラメーターを使用して ArcGIS Coordinate Systems Data をインストールできます。

ヒント:

Windows Installer パラメーターのリストで、コマンド ライン プロンプトに msiexec.exe /? と入力します。

デフォルトのインストール先は C:\Program Files (x86)\ArcGIS\CoordinateSystemsData です。 この場所を使用する場合、Windows Installer オプション INSTALLDIR の値を指定する必要はありません。

デフォルトで、すべての座標系変換セットがインストールされます。 どれをインストールするかを制御するには、ADDLOCAL パラメーターを使用します。 セット名と同じパラメーターを設定するか、複数のセット名のカンマ区切りリストを設定します。 セットの名前とその説明については、以下の表をご参照ください。

次の例では、ArcGIS Server コンピューターの C ドライブにある CoordSys という名前のフォルダーに、カリブ海および南米の鉛直座標系の変換セットがインストールされます。 /qn スイッチは、このコマンドをスクリプトで使用できるようにするために、ユーザー インターフェイスを操作する必要がないことを示しています。

msiexec.exe /i <setup staging location>CoordinateSystemsData\SetupFiles\CSD.msi
INSTALLDIR="C:\CoordSys" ACCEPTEULA=YES ADDLOCAL=caribbean_vert,south_america_vert  /qn
注意:

座標系変換セット名では大文字と小文字が区別されます。 次の表に示されているように、名前を入力します。

地理座標系変換ファイル

名前

説明

australia_nz_geo

オーストラリアおよびニュージーランドの座標変換用のグリッド ファイル

europe_geo

ヨーロッパの座標変換に必要なグリッド ファイル

north_america_geo

北米の座標変換に必要なグリッド ファイル

pacific_geo

日本および米国領を含む太平洋地域の座標変換に必要なグリッド ファイル

south_america_geo

南米の座標変換に必要なグリッド ファイル

鉛直座標系ファイル

名前

説明

africa_vert

アフリカの鉛直座標変換に必要なグリッド ファイル

australia_nz_vert

オーストラリアおよびニュージーランドの鉛直座標変換用のグリッド ファイル

caribbean_vert

カリブ海地域の鉛直座標変換に必要なグリッド ファイル

europe_vert

ヨーロッパの鉛直座標変換に必要なグリッド ファイル

north_america_vert

北米の鉛直座標変換に必要なグリッド ファイル

pacific_vert

日本を含む太平洋地域の鉛直座標変換に必要なグリッド ファイル

south_america_vert

南米の鉛直座標変換に必要なグリッド ファイル

world_vert

EGM84 および 2.5' x 2.5' EGM2008 世界ジオイド ファイルが含まれています。

world1x1_vert

EGM2008 1’ x 1’ 世界ジオイド モデル ファイルが含まれています。

ArcGIS Coordinate Systems Data のアンインストール

ArcGIS Coordinate Systems Data をアンインストールするには、以下の手順を実行します:

  1. ArcGIS Coordinate Systems Data がインストールされている各コンピューターにサイン インします。

    ArcGIS Server を最初にインストールする際に使用されたログインを使用する必要があります。

  2. ディレクトリーを ArcGIS Coordinate Systems Data インストール ディレクトリーに変更します。

    デフォルトの場所を使用した場合、これはユーザーのホーム ディレクトリーの /arcgis/coordinatesystemsdata ディレクトリーです。

  3. ./uninstall_CoordinateSystemsData を実行して、ArcGIS Coordinate Systems Data のアンインストール ウィザードを起動します。

  4. ArcGIS Coordinate Systems Data のアンインストール ウィザードの アンインストール をクリックします。

  5. アンインストール処理が完了したら、完了 をクリックして、ArcGIS Coordinate Systems Data のアンインストール ウィザードを閉じます。

ArcGIS Coordinate Systems Data のアンインストール

ArcGIS Coordinate Systems Data をアンインストールするには、以下の手順を実行します:

  1. ArcGIS Coordinate Systems Data がインストールされている各コンピューターにサイン インします。

    ArcGIS Server を最初にインストールする際に使用されたログインを使用する必要があります。

  2. ディレクトリーを ArcGIS Coordinate Systems Data インストール ディレクトリーに変更します。

    デフォルトの場所を使用した場合、これはユーザーのホーム ディレクトリーの /arcgis/coordinatesystemsdata ディレクトリーです。

  3. ./uninstall_CoordinateSystemsData を実行して、ArcGIS Coordinate Systems Data のアンインストール ウィザードを起動します。

  4. ArcGIS Coordinate Systems Data のアンインストール ウィザードの アンインストール をクリックします。

  5. アンインストール処理が完了したら、完了 をクリックして、ArcGIS Coordinate Systems Data のアンインストール ウィザードを閉じます。

ArcGIS Coordinate Systems Data の変更または削除

最初はインストールしなかった追加の座標系グリッドが必要な場合、ArcGIS Coordinate Systems Data インストールを変更して、これらの欠落しているファイルをインストールできます。

新しいバージョンの ArcGIS Coordinate Systems Data をインストールする前に、あるいは提供されている座標系が不要になったら、ArcGIS Coordinate Systems Data をアンインストールします。

ArcGIS Coordinate Systems Data インストールを変更するには、以下の手順を実行します:

  1. Windows 管理者としてコンピューターにサイン インし、インストール済みソフトウェアのリストを開きます。

    Microsoft Windows コンピューターにインストールされたソフトウェアのリストにアクセスする方法は複数あり、Windows のバージョンにより異なります。 ソフトウェア リストにアクセスする方法が不明の場合は、使用しているバージョンの Windows に関する Microsoft のマニュアルをご参照ください。

  2. ソフトウェア リストから ArcGIS Coordinate Systems Data を選択します。

    • すべてのコンポーネントをアンインストールするには、アンインストール をクリックします。 アンインストールを確認するダイアログ ボックスが表示されたら、はい をクリックします。

    • インストールするフィーチャを変更するには、修正 または 変更 をクリックしてセットアップ ウィザードにアクセスし、残りの手順を続行します。

  3. 修正 が選択されていることを確認して、次へ をクリックします。

  4. このコンピューターに追加または削除する座標系データのセットを選択します:

    • すべての座標系データをインストールするには、座標系データ の横のドロップダウン メニューをクリックして、この機能、およびすべてのサブ機能をローカルのハードディスク ドライブにインストール を選択します。

    • 個々の座標系データセットをインストールするには、そのデータセットの横のドロップダウン メニューをクリックして、ローカル ハードディスク ドライブにインストール を選択します。

    • 個々の座標系データセットを削除するには、そのデータセットの横のドロップダウン メニューをクリックして、この機能を使用できないようにする を選択します。

  5. 次へ をクリックします。

  6. インストール をクリックします。

サードパーティーの変換グリッドの追加

グリッドに基づく地理座標変換および鉛直座標変換の場合、それらの定義は ArcGIS Server に含まれていますが、ライセンスの制限により、グリッド ファイルは配布されません。 これらのグリッド ファイルを、サードパーティーのプロバイダーまたは政府機関から直接取得する必要があります。 場合によっては、そのプロバイダーからグリッド ファイルを購入する必要があります。

必要なグリッド ファイルを取得し、ArcGIS Server サイトの各コンピューターに ArcGIS Coordinate Systems Data をインストールしたら、サイト内の各コンピューターで coordinatesystemsdata/pedata ディレクトリーにサブフォルダーを作成します。

ファイルを、変換タイプ、地域、国、変換方式別のフォルダーに格納します。 たとえば、NTv2 ファイルは .../pedata/geographic/<your_region>/<your_country>/ntv2 サブフォルダーに追加され、ジオイド モデルは .../pedata/vertical/<your_region>/<your_country>/geoid サブフォルダーに追加できます。 詳細な手順については、地域の販売代理店にご連絡ください。

必要なグリッド ファイルを取得し、ArcGIS Server サイトの各コンピューターに ArcGIS Coordinate Systems Data をインストールしたら、サイト内の各コンピューターで、インストール場所の CoordinateSystemsData\pedata フォルダーにサブフォルダーを作成します。

ファイルを、変換タイプ、地域、国、変換方式別のフォルダーに格納します。 たとえば、NTv2 ファイルは ...\pedata\geographic\<your_region>\<your_country>\ntv2 サブフォルダーに追加され、ジオイド モデルは ...\pedata\vertical\<your_region>\<your_country>\geoid サブフォルダーに追加できます。 詳細な手順については、地域の販売代理店にご連絡ください。