アルベルス図法
説明
アルベルス図法は正積円錐図法です。 1 本の標準緯線のみの図法で見られる歪みを軽減するために、2 本の標準緯線を使用しています。 この図法は、中緯度で東西方向に広がる陸地に適しています。 米国本土、ヨーロッパ、オーストラリアの地図によく使用されます。
アルベルス図法は、1805 年に Heinrich C. Albers によって導入されました。 楕円体方程式は、1927 年に Oscar S. Adams によって開発されました。 ArcGIS Pro 1.0 以降と ArcGIS Desktop 8.0 以降で使用できます。

投影のプロパティ
次のサブセクションでは、アルベルス図法のプロパティについて説明します。
経緯線
アルベルス図法は円錐図法です。 すべての子午線は、共通のポイントに収束する等間隔の直線となります。 緯線および両極は、子午線の収束点を中心とする円弧として表されます。 緯線の間隔は極に向かうにつれて小さくなります。 標準緯線が北半球に設定されている場合、経緯線を示す扇形は上向きになります (上の左図を参照)。 標準緯線が南半球に存在する場合、経緯線を示す扇形は下向きになります (上の右図を参照)。 経緯線は中央子午線に対して対称的です。
歪み
アルベルス図法は、正積 (等積) 図法です。 一般に、形状、方向、角度、距離には歪みが生じます。 縮尺、方向、距離は、標準緯線に沿ってのみ正確です。 歪みの値は標準緯線から離れるにつれて大きくなります。 歪みの値は任意の緯線に沿って一定であり、中央子午線で対称的となります。
使用法
この図法は、南北に広がる地域よりも、中緯度で東西方向に広がる陸地に適した正積図法です。 各標準緯線を、マッピングするエリアの最上部の下および最下部の上の、緯度の範囲の 6 分の 1 に配置することをお勧めします。 楕円体方程式が開発された後、この図法は米国の正積図の標準となりました。
制限事項
標準緯線は、任意の緯度に設定できますが、反対側の極に設定することはできません。
パラメーター
アルベルス図法のパラメーターは次のとおりです:
東距
北距
中央子午線
標準緯線 1
標準緯線 2
原点の緯度
特定のパラメーターを使用するケース
両方の標準緯線が極に設定されている場合、投影図は極座標面でランベルト正積方位図法になります。 標準緯線の 1 つが極に設定されている場合、結果はランベルト正積円錐図法になります。 赤道に対して南北対称に標準緯線を設定した場合のみ、正積円筒図法となります。
ソース
Snyder, J. P. (1987). Map Projections: A Working Manual. U.S. Geological Survey Professional Paper 1395. Washington, DC: United States Government Printing Office.
Snyder, J. P. (1993). Flattening the Earth. Two Thousand Years of Map Projections. Chicago and London: University of Chicago Press.
Snyder, J. P. and Voxland, P. M. (1989). An Album of Map Projections. U.S. Geological Survey Professional Paper 1453. Washington, DC: United States Government Printing Office.