ArcGIS Data Pipelines Server 管理者の操作
次のセクションでは、ArcGIS Data Pipelines Server 管理者が使用できるツールとプロパティについて説明します。 各ツールまたはプロパティは、そのパスとともに記載しています。 インストール ディレクトリーで使用可能なツールは <ArcGIS Data Pipelines Server install directory>\tools で確認でき、ArcGIS Data Pipelines Server 管理サイトにある操作は、URL https://machine.domain.com:14443/arcgis/admin を参照することで確認できます。
システムプロパティの更新
管理者は、各自の組織に合わせて ArcGIS Data Pipelines Server プロパティを編集できます。 カスタム プロパティ値は https://machine.domain.com:14443/arcgis/admin/system/properties/update で設定できます。 次のプロパティを構成に使用できます:
maxWorkersPerMachine- このプロパティを使用して、同時にアクティブにできるワーカーの数を増減します。 ワーカーは、Data Pipelines エディター、スケジュール設定されたタスク実行、およびスタンドアロンのデータ パイプライン実行を支援するために割り当てられる計算リソースです。maxMemoryPerWorkerInMiB- このプロパティを使用して、各ワーカーが使用できるメモリー量を増減します。 たとえば、大量のデータを処理する場合、実行を正常に完了するには、この値を増やす必要がある場合があります。reservedInteractiveWorkersPerMachine- このプロパティを使用して、Data Pipelines エディターで対話形式の作成用に予約されているワーカーの数を増減します。 たとえば、単一コンピューターの ArcGIS Data Pipelines Server サイトがあり、maxWorkersPerMachineが6に設定されている場合、デフォルトでは、そのうちの 2 つのワーカーは Data Pipelines エディターでの作業専用に予約され、4 つはスケジュール設定されたタスク実行とスタンドアロンのデータ パイプライン実行に使用できます。allowedHosts- このプロパティを使用して、URL 入力を使用するときにデータの読み取りに使用できるホストを指定します。 デフォルト値は、なし ("") です。 読み取りアクセスを許可するホストのリストを指定することをおすすめします。 たとえば、次のようにホストをリストに指定します:"exampleHost.com, exampleHost2.org, exampleHost3.ca"ユーザーがすべてのホストからデータを読み取れるようにするには、ワイルドカード値
(.*)を指定します。 ワイルドカード (*) を使用すると、ユーザーは任意のホストからデータを読み取ることができるようになるため、注意してください。
既存のサーバー証明書のインポート
既存のサーバー証明書をインポートするには、[Home] → [Machines] → [MachineName] → [sslCertificates] → [importExistingServerCertificate] の順にクリックします。
この操作により、既存のサーバー証明書がキーストアにインポートされます。 証明書が認証機関 (CA) 署名証明書の場合は、importRootOrIntermediate 操作を使用して、先に CA ルートまたは中間証明書をインポートする必要があります。
ルート証明書のインポート
ルート証明書をインポートするには、[Home] → [Machines] → [MachineName] → [sslCertificates] → [importRootOrIntermediate] の順にクリックします。
この操作により、CA ルートおよび中間証明書がキーストアにインポートされます。 本番品質としての CA 署名証明書を作成するには、SSL メカニズムによって CA (およびその CA が署名した証明書) を信頼できるようにするキーストアに CA 証明書を追加する必要があります。 よく使用される CA 証明書のほとんどはキーストアで使用可能ですが、カスタム CA 証明書または特定の中間証明書を使用している場合は、この操作を利用できます。
セキュリティー構成の更新
セキュリティー構成を更新するには、[Home] → [Security] → [SecurityConfig] → [UpdateSecurityConfig] の順にクリックします。
この操作により、TLS プロトコルや暗号スイートを含め、ArcGIS Data Pipelines Server サイトのセキュリティー構成が更新されます。 この操作を実行すると、サイトのサーバー コンピューターごとに REST サービス エンドポイントが再配置されます。 この操作の一部として通信プロトコルを更新した場合は、ArcGIS Web Adaptor がサイトの通信プロトコルの変更を認識するまでに 1 分かかります。
サイトの削除
サイトを削除するには、[Home] → [Delete Site] の順にクリックします。
この操作により、サイト構成が削除され、すべてのサーバー リソースが解放されます。 この操作は、定期的にクリーンアップする必要がある開発サーバーまたはテスト サーバーに適しています。また、アンインストールの前に実行することもできます。 このオプションを使用すると、すべての設定およびその他の構成が削除されます。これは回復不能な操作であることに注意してください。
この操作は次のタスクを実行します。
サイトに属しているすべてのサーバー コンピューターが停止されます。
すべてのサーバーコンピューターがサイトから登録解除されます。
構成ストアが削除されます。
ArcGIS Web Adaptor の構成
ArcGIS Web Adaptor を構成するには、[Home] → [System] → [Web Adaptors] → [Configuration] の順にクリックします。
この ArcGIS Web Adaptor の構成は、サイト内の Web Adaptor 間で共有されるすべての構成パラメーターのリソースになります。 このリソースは、サーバーで受信されるリクエストのキー データ ビットを暗号化するためにすべての ArcGIS Web Adaptor で使用される共有キーを識別します。
サイトのバック アップ
管理 API を使用してサイトの設定を頻繁にエクスポートすることをおすすめします。 [Home] → [Export Site] の順に移動することでこの操作を実行できます。 この操作は、場所がネットワーク ドライブになるか、または ArcGIS Data Pipelines Server コンピューター自体以外の場所になるエクスポート先サイトの destination プロパティを定義する場合に推奨されます。 エクスポート先は、ArcGIS Data Pipelines Server コンピューターからアクセスできる場所にする必要があります。 サイトで障害が発生した場合は、新しいサーバー サイトを作成し、[Home] → [Import Site] の順に移動することでサイトを復旧できます。
注意:
複数コンピューターの ArcGIS Data Pipelines Server サイトがあり、そのサイトで障害が発生した場合は、上記に従ってサイトを一度インポートしてから、通常どおり他の ArcGIS Data Pipelines Server コンピューターをサイトに追加するだけで済みます。
ログ設定の編集
ログ設定を編集するには、[Home] → [Logs] → [Settings] → [Edit] の順にクリックします。
この手順により、ログの出力場所、レベル、形式など、サーバー サイト全体のログ設定が更新されるほか、ログ ファイルの保存期間が更新されます。