フィールドの更新
フィールドの更新ツールは、フィールド名またはフィールド タイプを更新します。
例
フィールドの更新ツールは、次のようなシナリオで使用できます。
データセットにわかりにくい名前のフィールドが含まれている場合。 フィールドを更新して、フィールド名をわかりやすくします。
郵便番号フィールドが整数タイプとして検出されたが、ワークフローでは郵便番号の値が文字列でなければならない場合。 フィールド タイプを整数から文字列に更新します。
パラメーター
次の表に、フィールドの更新ツールで使用するパラメーターの概要を示します。
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
| 入力データセット | 更新するフィールドを含むデータセット。 |
| 更新 | 1 つ以上のフィールドのリストと、各フィールドに対して実行する更新。 |
| 更新するフィールド | 更新するフィールド。 |
| 新しいフィールド名 | 更新するフィールドの新しい名前。 |
| 新しいフィールド タイプ | 更新するフィールドの新しいタイプ。 |
| 小数点の記号 | 文字列値を数値にキャストする際に、文字列値がピリオド (.) を小数点の記号として使用していない場合、小数点の記号値を指定します。 このパラメーターはオプションです。 |
使用上の注意
[入力データセット] パラメーターを使用して、更新するフィールドを含むデータセットを特定します。
[更新するフィールド] パラメーターを使用し、更新するフィールドを指定します。 複数のフィールドを更新するには、[追加] ボタンをクリックします。
フィールド名、タイプ、またはその組み合わせを更新できます。 フィールドごとに少なくとも 1 つの更新が必要です。 次のようなオプションがあります。
[新しいフィールド名] - 指定したフィールドの名前を更新します。
[新しいフィールド タイプ] - 指定したフィールドのタイプを更新します。
次に、フィールド タイプ オプションを示します。
[Boolean] - ブール タイプのフィールドを出力します。 Boolean フィールドには、
trueとfalseを指定できます。[Double] - double タイプのフィールドを出力します。 Double フィールドには、有理数を指定できます。
[Integer] - integer タイプのフィールドを出力します。 Integer フィールドには、整数を指定できます。
[String] - 文字列タイプのフィールドを出力します。 String フィールドには、文字列 (テキスト) を指定できます。
指定したフィールド内の値を指定した新しいタイプにキャストできない場合、結果は null となり、出力では空が表示されます。
文字列がピリオド (.) 以外の小数点の記号を使用している場合、[小数点の記号] パラメーターを使用して、文字列フィールドを double にキャストします。 このパラメーターはオプションです。 次の例は、小数点の記号パラメーターの使用方法を示しています。
文字列フィールドに、小数点の記号としてカンマを使用する double 値 (例:
"3,55") が含まれています。 このフィールドを double に変換するには、新しいフィールド タイプとして double を指定し、小数点の記号にカンマ (,) を指定します。 その結果、3.55などの値を含む double フィールドが出力されます。文字列フィールドには、ゼロ詰めが追加された整数値 (例:
"5,0000") が含まれます。 このフィールドを整数に変換するには、新しいフィールド タイプとして integer を指定し、小数点の記号にカンマ (,) を指定します。 その結果、5などの値を含む integer フィールドが出力されます。
すべての数値フィールドに対して、プレビューはユーザー設定のロケールに従って数値を書式設定します。
キャスト動作
フィールドの更新ツールは、入力タイプとターゲット タイプに応じて異なる方法でキャスト動作を処理します。 サポートされているキャストでは、処理に成功するか、元の値をターゲット タイプにキャストできない場合に NULL 値が返されます。 サポートされていないキャストでは、データ パイプラインの処理に失敗し、エラーが発生します。 キャストがサポートされているかどうかと、キャストされた値の形式 (該当する場合) の詳細を次の表に示します。
| String | Integer | Double | Boolean | |
|---|---|---|---|---|
| String | N/A | Yes (Round) | Yes | Yes |
| Small Integer | Yes | Yes | Yes | Yes |
| Integer | Yes | N/A | Yes | Yes |
| Big Integer | Yes | Yes | Yes | Yes |
| Float | Yes | Yes (Round) | Yes | Yes |
| Double | Yes | Yes (Round) | N/A | Yes |
| Date Only | Yes (ISO 8601) | No | No | No |
| Date | Yes (ISO 8601) | Yes (Seconds) | Yes (Seconds) | No |
| Boolean | Yes ("true" または "false") | Yes | Yes | N/A |
| Blob | Yes | No | No | No |
| Array | Yes (JSON) | No | No | No |
| Map | Yes (JSON) | No | No | No |
| Struct | Yes (EsriJSON) | No | No | No |
| Point | Yes (EsriJSON) | No | No | No |
| Multipoint | Yes (EsriJSON) | No | No | No |
| Polyline | Yes (EsriJSON) | No | No | No |
| Polygon | Yes (EsriJSON) | No | No | No |
出力
ツール出力には、新たに更新されたフィールドを含む入力データセットが含まれます。
ライセンス要件
次のライセンスと構成が必要です。
Creator または Professional ユーザー タイプ
公開者、ファシリテーター、管理者ロール、またはそれと同等のカスタム ロール
Data Pipelines の要件の詳細については、「要件」をご参照ください。
また、Data Pipelines は、ArcGIS Data Pipelines Server が ArcGIS Enterprise で構成されている場合にのみ使用できます。