Windows 版および Linux 版 ArcGIS Enterprise の概要
ArcGIS Enterprise は GIS の基盤となるソフトウェア システムです。 ユーザーとデータをつなぐように設計され、マッピングと視覚化、解析、データ管理を強力に支援します。 これは、Esri の一連のアプリケーションとカスタム アプリケーションを実行するためのバックボーンです。 ArcGIS Enterprise はマッピングとマップ作成のために ArcGIS Pro と統合され、システム間でコンテンツを共有するために ArcGIS Online と接続することができます。
コラボレーションと柔軟性は ArcGIS Enterprise の中心的な特徴で、あらゆるデバイス、あらゆる場所で、いつでも作業を編成し共有することができます。
ArcGIS Enterprise を使用すると、デプロイメントを制御できます。 Microsoft Windows、Linux、および Kubernetes で実行でき、以下において、小規模な単一コンピューターと大規模な複数コンピューターへのデプロイメントをサポートします。
パブリック クラウド インフラストラクチャー
プライベート クラウド インフラストラクチャー
物理ハードウェアまたは仮想ハードウェアを使用したオンプレミスのインフラストラクチャー
この柔軟性は、リアルタイム データの追跡、ビッグ データ解析の実行、ラスター解析、イメージ サービスのホスト、データ サイエンスのワークフローなど、組織のニーズをサポートする高度な機能を実現します。 ArcGIS Enterprise のデプロイメントは、インターネットに接続することも切断することもでき、障害時にデータ損失とダウンタイムを回避するように構成できます。
ソフトウェア コンポーネント
ArcGIS Enterprise はコンポーネントが連携して動作して、Web マッピング、画像の活用、リアルタイム データ処理、大量のバッチ解析、空間データ サイエンスの包括的な機能を提供します。
ArcGIS Server は、複数の専用のサーバー ロールを含む GIS のマッピングと解析機能を提供し、トラフィックをサポートするために動的に拡張できます。
Portal for ArcGIS は、組織内の情報の整理と共有に中心的な役割を果たします。
ArcGIS Data Store は、デプロイメントで使用されるホスティング サーバーのデータ ストレージを提供します。
ArcGIS Web Adaptor は、ArcGIS Server および Portal for ArcGIS を既存の Web サーバーおよび組織のセキュリティー インフラストラクチャーと統合します。
上記のコンポーネントは、一般に基本 ArcGIS Enterprise デプロイメントとして結合されます。 詳細については、「ArcGIS Enterprise の基本デプロイメント」をご参照ください。
この基本デプロイメントをインストールしたら、ArcGIS Enterprise の使用を開始するか、追加機能を構成できます。
サーバーとエクステンション
ArcGIS Enterprise は、使用するデプロイメントで有効にしたい機能に応じて、さまざまなサーバーのライセンスを適用することができます。 ArcGIS Enterprise サーバーのライセンスは、各 ArcGIS Enterprise サーバー コンピューターまたはサイトの機能を定義します。
ArcGIS Server ベースのサーバー
以下のサーバーは ArcGIS Server インストールを通じて作成可能です。 ライセンスを取得しており、基本デプロイメントとフェデレーションさせていれば、これらのサーバーによって組織の機能を拡張できます。
- ArcGIS GIS Server
- ArcGIS GeoEnrichment Server
- ArcGIS Image Server
- ArcGIS Knowledge Server
- ArcGIS Workflow Manager Server
ArcGIS Server エクステンション
ArcGIS Server にサーバー エクステンションを追加することで、デプロイメントの機能を広げたり深めたりすることも可能です。 エクステンションは購入されたライセンス エディションによって異なります。
- ArcGIS Data Interoperability
- ArcGIS Data Reviewer
- ArcGIS Maritime
- ArcGIS Pipeline Referencing
- ArcGIS Roads and Highways
- ArcGIS Topographic Mapping
追加の機能に基づくサーバー
これらの追加の機能に基づくサーバーによって、フェデレーションを通じて組織の機能を拡張することもできます。 これらは独自のインストールおよび構成エクスペリエンスを通じて作成されます。
- ArcGIS Data Pipelines Server
- ArcGIS GeoEvent Server
- ArcGIS Mission Server
- ArcGIS Notebook Server
- ArcGIS Video Server
- ArcGIS Velocity
これらのオプションの詳細な説明については、「ArcGIS Enterprise サーバー」をご参照ください。
アプリ
ArcGIS Enterprise は、組織内でのマップと GIS アプリの使用を拡大することを目的に設計されています。 詳細は「アプリの基本操作」をご参照ください。
ライセンス
ArcGIS Enterprise は、ユーザー単位またはシステム容量単位でライセンス認証されます。 ユーザーはユーザー タイプに基づいてライセンスが付与されるので、情報およびコンテンツ作成機能へのセキュリティー保護されたアクセスを実現しています。 ユーザー タイプと機能の詳細については、「ユーザー タイプ、ロール、権限」をご参照ください。