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ジオメトリーのチェック

Data Reviewer ライセンスで利用可能。

サマリー

ジオメトリーのチェック チェックは、無効なジオメトリーを含むフィーチャを特定します。 これには、NULL または空白のジオメトリー、空白のエンベロープを持つフィーチャが含まれ、シンプルではないジオメトリーも含まれる場合があります。

サポートされているワークフロー

ArcGIS Data Reviewer のチェックは、データの自動レビューを実装するための複数の方法をサポートしています。 次の表に、このチェックでサポートされている実装方法を示します。

ワークフロー

サポート

ライセンス

検証属性ルール

はい (ArcGIS Pro 3.0 および ArcGIS Enterprise 11.0 以降)

ArcGIS Pro Standard ライセンスと Data Reviewer ライセンスで利用可能

制約属性ルール

いいえ

N/A

データ チェックの実行

はい (ArcGIS Pro 3.4 以降)

Data Reviewer ライセンスで利用可能

レガシー:

マップベースのレビューアー ルールは、廃止予定のため使用できません。 自動レビュー ワークフローを、属性ルールで使用できる Data Reviewer 機能に移行することをおすすめします。 ArcGIS Pro 3.0 以降でマップ ドキュメント (.aprx ファイル) を開くか保存すると、ドキュメントから既存のマップ ルールがすべて削除されます。

概要

無効なジオメトリーは、特にサードパーティー アプリケーションによって生成されたシェープファイルを使用する場合に、データの読み込みやクリップなどさまざまなプロセスによって作成されます。 無効と見なされるジオメトリーは、以下のいずれかの条件を満たしています。

  • 空 - フィーチャのジオメトリーにポイントがなく、SHAPE_LEN および SHAPE_AREA フィールドに、元の初期化状態以上のジオメトリー情報が含まれない場合に発生します。 空のジオメトリーは、データがプログラムで作成または編集され、不正なデータが地理情報システムにインポートされたときに生成されます。

    注意:

    ポイント、ライン、ポリゴン フィーチャのジオメトリー情報を格納する方法の例を以下に示します。

    • ポイント ジオメトリー タイプには、ジオメトリー情報としてポイントが含まれます。

    • ラインまたはポリライン ジオメトリー タイプには、ジオメトリー情報としてライン セグメントまたはマルチライン セグメントが含まれ、ポイントとして表示されます。

    • ポリゴン ジオメトリー タイプには、ジオメトリー情報としてライン セグメントで形成されるリングが含まれ、ポイントとして表示されます。

  • 空のエンベロープがある - フィーチャのエンベロープ (または境界四角形) にジオメトリー情報がない場合に発生します。 この条件は、空のジオメトリー シナリオに似ています。

  • なし - フィーチャの SHAPE フィールドに NULL 値が含まれています。 このエラー タイプは、チェックがフィーチャのジオメトリー情報を取得できない場合に返されます。

  • シンプルでない - このエラー タイプは、以下のいずれかの条件が当てはまる場合に返されます。

    • リングの方向が不正 (ポリゴン フィーチャにのみ適用) - ポリゴンは自己交差していませんが、リングの配置が正しくありません (外側リングが時計回り、または内部リングが時計回り)。

    • セグメントの方向が不正 - 各セグメントの配置方向が一致していません。 セグメント i の終点はセグメント i+1 の始点と同じになる必要があります。

    • 短いセグメントを含む - ジオメトリーに関連付けられている空間参照のシステム単位で許可されている長さよりも短いセグメントがあります。

    • 自己交差するリングを含む (ポリゴン フィーチャにのみ適用) - ポリゴンは自己交差してはなりません。

    • 自己交差するパスを含む (ポリライン フィーチャにのみ適用) - ポリラインは自己交差してはなりません。

    • 閉じていないリングを含む (ポリゴン フィーチャにのみ適用) - リングの最後の頂点は、リングの最初の頂点と一致する必要があります。

    • 一致しない属性を含む - セグメントの端点の Z 座標または M 座標が、一致する必要がある次のセグメントの端点の Z 座標または M 座標に一致しません。

    • 不連続なパートを含む - ジオメトリーのパートの 1 つが接続されていないか、不連続な部分で構成されています。

    • 空の Z 値 (Z 対応フィーチャに適用) - Z 値が空 (NaN など) の頂点が 1 つ以上ジオメトリーに存在します。

属性ルールの構文

次の表で、検証属性ルール パラメーターについて説明します。

パラメーター

必須

説明

ワークフロー

サブタイプ

いいえ

このルールが適用されるサブタイプ。

検証

属性

いいえ

ルールの適用先となるフィーチャを特定するクエリー。

検証

名前

はい

ルールの一意の名前。

この情報を使用して、データ品質要件のトレーサビリティ、自動レポート、および修正ワークフローをサポートします。

検証

説明

いいえ

非準拠フィーチャが検出されたときに定義するエラーの説明。

この情報を使用して、修正ワークフローのガイダンスを提供します。

検証

重要度

いいえ

非準拠フィーチャが検出された時点で割り当てられるエラーの重要度。

この値は、他のエラーに対するこのエラーの重要度を示します。 値の範囲は 1 ~ 5 で、1 は最高優先順位を示し、5 は最低優先順位を示します。

検証

タグ

いいえ

ルールのタグ プロパティ。

この情報は、データ品質要件のトレーサビリティとレポートをサポートするためのルール作成および管理ワークフローで使用されます。

検証

データ チェックの実行の構文

次の表で、データ チェックの実行パラメーターについて説明します。

パラメーター

必須

説明

入力フィーチャ

はい

ルールによって評価される入力フィーチャ レイヤー。

注意:

評価の前に、選択またはフィルターを適用する切り替えボタンを使用して、マップ選択またはレイヤー定義クエリーを無効にできます。

サブタイプ

いいえ

このルールが適用されるサブタイプ。

属性フィルター

いいえ

ルールの適用先となるフィーチャを特定するクエリー。

名前

はい

ルールの一意の名前。

この情報を使用して、データ品質要件のトレーサビリティをサポートします。

範囲

はい

  • 表示範囲 - マップの表示範囲を評価します。

  • 全範囲 - データの範囲全体を評価します。

メモ

チェックを使用する際には、次の点に留意してください。

  • 無効なジオメトリーを含むフィーチャに対して作成されたエラー結果は、ジオメトリー エラーのタイプにより、マップで使用できない可能性があります。

    ジオメトリーの修正」および「フィーチャ ジオメトリーの置換」の詳細をご参照ください。

  • 空のジオメトリーを含むフィーチャ、またはジオメトリーのないフィーチャは、アクティブなマップ範囲で選択されているか、そこに含まれているかどうかにかかわらず、エラーとして自動的に検出されます。

  • 属性 フィルター パラメーターでは、フィールド タイプとして、Big IntegerDate OnlyTime OnlyTimestamp Offset を使用できません。 これらのタイプが選択されると、行ヘッダーが赤色で示され、ルールを保存できなくなります。

  • このチェックがデータ チェックの実行として作成される場合は、次の条件が適用されます。

    • サブタイプ グループ レイヤーはサポートされていません。