レイヤーのオーバーレイ (GeoAnalytics Server ツール)
サマリー
ジオメトリーを複数のレイヤーから 1 つのレイヤーにオーバーレイします。 オーバーレイを使用して、空間フィーチャを結合、消去、変更、または更新することができます。
レガシー:
ArcGIS GeoAnalytics Server エクステンションは ArcGIS Enterprise では非推奨になっています。 GeoAnalytics Server の最終リリースは、ArcGIS Enterprise 11.3 に付属しています。 このジオプロセシング ツールは、ArcGIS Enterprise 11.3 およびそれ以前のバージョンで使用できます。
オーバーレイは、「何の上に何があるか」というジオグラフィーで最も基本的な質問の 1 つに答えるために使用されます。 以下に例を示します。
100 年の氾濫原内にどのような土地区画があるか (ここでいう「内」は「上」と同じ意味です。)
どのような土壌タイプの上にどのような土地利用があるか。
軍用基地の跡地にどのような鉱山があるか
図

使用法
このジオプロセシング ツールは、ArcGIS Enterprise 10.6.1 以降で利用可能です。
次のような使用例があります:
環境を担当する部署は、家畜の放牧が州の水質に与える影響を監視したいと考えています。 生物学者とこの部署は共同で、放牧地区と見なされる土地が特定の集水域と交差する場所を決定する必要があります。 レイヤーのオーバーレイ を使用すると、交差するエリアを見つけることができます。
ある開発会社は、州内の中央に位置している 3 つの郡のうちの 1 つでゴルフ リゾートを建設しようと考えています。 計画を開始する前に、この会社は、リゾート用に購入できる私有地がそれらの郡内に十分にあるかどうかを確認する必要があります。 レイヤーのオーバーレイ を使用すると、選択した郡部から公有地を削除できます。
ArcGIS Enterprise 10.6.1 では、入力レイヤーとオーバーレイ レイヤーのジオメトリー タイプが一致している必要があります。 ArcGIS Enterprise 10.7 では、追加のリレーションシップがサポートされています。
ArcGIS Enterprise 10.6.1 で使用できるジオメトリー タイプが異なる場合のオーバーレイ操作 (インターセクト および イレース) の概要を、次の表に示します:
入力レイヤー (緑) とオーバーレイ レイヤー (黄色)
インターセクトの結果
イレースの結果

ポリゴン入力レイヤー (緑) とオーバーレイ レイヤー (黄色)。
入力レイヤーとオーバーレイ レイヤーの交差するポリゴン。 B は B と 2 の交差点です。 D は D と 4 の交差点です。 E は E と 5 の交差点です。
イレース 操作の結果のポリゴン。 E は完全に消去され、B と D の一部も消去されました。 A と C は消去されていません。

ライン入力レイヤー (緑) とオーバーレイ レイヤー (黄色)。

インターセクト 操作の結果のライン。 B は B と 2 の交差点です。 D は D と 4 の交差点です。

イレース 操作の結果のライン。 フィーチャ B は完全に消去され、D のセグメントも消去されました。 A と C は消去されていません。

ポイント入力レイヤー (緑) とオーバーレイ レイヤー (黄色)。
インターセクト 操作の結果のポイント。 C は C と 3 の交差点です。

イレース 操作の結果のポイント。 フィーチャ C は消去されました。 A と B は操作の結果です。
ArcGIS Enterprise 10.6.1 では、両方のレイヤーがポリゴンの場合、オーバーラップする入力レイヤーを含める パラメーターをオフにすることで解析を高速化できます (
include_overlaps=NOT_OVERLAPPINGin Python)。 次の両方の条件が満たされた場合にだけ、この入力をオフにしてください。入力レイヤーのフィーチャは、他の入力レイヤーのフィーチャとはオーバーラップしません。
オーバーレイ レイヤーのフィーチャは、他のオーバーレイ レイヤーのフィーチャとはオーバーラップしません。
自己交差するオーバーラップごとに一意の結果を返す必要がない場合は、このパラメーターをオフにすることもできます。 たとえば、国勢調査の境界は自己オーバーラップするフィーチャがなく、他の分離されたポリゴン レイヤーにオーバーレイされている場合は、このパラメーターをオフにできます。 このパラメーターは ArcGIS Enterprise 10.7 以降では使用されません。
ArcGIS Enterprise 10.7 以降でサポートされているオーバーレイ方法と入力ジオメトリーを、次の表に示します:
入力とオーバーレイのジオメトリー タイプ
インターセクト
イレース
ユニオン (10.7 で利用可能)
アイデンティティー (10.7 で利用可能)
シンメトリカル ディファレンス (10.7 で利用可能)
ポイントとポイント

10.6.1 以降で利用可能。

10.6.1 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。
ポイントとポリライン

10.7 以降で利用可能。
ポイントとポリゴン

10.7 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。
ポリラインとポイント

10.7 以降で利用可能。
ポリラインとポリライン

10.6.1 以降で利用可能。

10.6.1 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。
ポリラインとポリゴン

10.7 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。
ポリゴンとポイント

10.7 以降で利用可能。
ポリゴンとポリライン

10.7 以降で利用可能。
ポリゴンとポリゴン

10.6.1 以降で利用可能。

10.6.1 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。

10.7 以降で利用可能。
オーバーレイの方法
説明
インターセクト

入力フィーチャとオーバーラップする、オーバーレイ内のフィーチャまたはフィーチャの部分が維持されます。 入力とフィーチャのジオメトリーは同じである必要があります。
これがデフォルトです。
イレース

入力レイヤー内で、オーバーレイ レイヤーのフィーチャと重複するフィーチャまたはフィーチャ部分が出力に書き出されます。
ユニオン

結果には、入力レイヤーとオーバーレイ レイヤーの幾何学的ユニオンが含まれます。 すべてのフィーチャとその属性がレイヤーに書き込まれます。
アイデンティティー

結果に、入力フィーチャとオーバーレイ フィーチャのフィーチャまたは部分フィーチャが含まれます。 入力レイヤーおよびオーバーレイ レイヤーの両方で重複するフィーチャまたはフィーチャ部分が出力レイヤーに書き出されます。
シンメトリカル ディファレンス

結果には、入力レイヤーとオーバーレイ レイヤーの重なり合わないフィーチャまたはフィーチャ部分が含まれます。
パラメーター
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
|
入力レイヤー |
オーバーレイ レイヤーにオーバーレイされるポイント フィーチャ、ライン フィーチャ、またはポリゴン フィーチャ。 |
Feature Set |
|
オーバーレイ レイヤー |
入力レイヤー フィーチャにオーバーレイされるフィーチャ。 |
Feature Set |
|
出力名 |
出力フィーチャ サービスの名前。 |
String |
|
オーバーレイ タイプ |
実行するオーバーレイのタイプを指定します。
|
String |
|
重複する入力レイヤーを含める (オプション) |
一方または両方の入力レイヤーにオーバーラップしているフィーチャがあるかどうかを指定します。 このパラメーターは、ArcGIS Enterprise 10.6.1 でのみサポートされます。
|
Boolean |
|
データ ストア (オプション) |
出力が格納される ArcGIS Data Store を指定します。 ビッグ データ ストアに格納されたすべての結果は、WGS84 で保存されます。 リレーショナル データ ストアに格納された結果は、それらの座標系を維持します。
|
String |
派生した出力
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
|
出力フィーチャ レイヤー |
複数のレイヤーから単一レイヤーへのオーバーレイ。 |
Feature Set |
環境
特殊なケース
- 出力座標系
-
The coordinate system that will be used for analysis. Analysis will be completed in the input coordinate system unless specified by this parameter. For GeoAnalytics Tools, final results will be stored in the spatiotemporal data store in WGS84.
ライセンス情報
- Basic: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要
ArcGIS Enterprise 10.6.1 で利用可能 - Standard: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要
ArcGIS Enterprise 10.6.1 で利用可能 - Advanced: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要
ArcGIS Enterprise 10.6.1 で利用可能