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観測ワークベンチとは

概要

観測コレクションとは、地理空間画像から情報を視覚的に収集および処理し、対象エリアの変化を理解したり、特定のフィーチャ、オブジェクト、またはその他の現象を探したりするプロセスのことです。 観測はオブジェクトベースとアクティビティーベースのいずれかとして分類できます。 オブジェクトベースの観測では、観測対象の物理的側面 (オブジェクトのタイプ、寸法、その他の物理的特性など) をキャプチャーします。 多くの場合、アクティビティーベースの観測とは、ある場所のある時点で何が起こっているかを説明したものです。 これら 2 種類の観測は、特定の諜報問題を解決するために必要な詳細な諜報データを提供します。たとえば、オブジェクトベースの観測は戦闘序列分析や経済分析のための港湾監視に利用できます。アクティビティーベースの観測では、特定の場所に集まる人や物の時間と数をキャプチャーできます。

観測ワークベンチは、観測収集に適した画像ベースの作業環境です。 このワークベンチは、画像を利用するために必要な多くのデータ エレメントを含むマップ ビューであり、地理空間精度を高めた観測を収集するためのオルソ幾何補正されたイメージ レイヤーが含まれています。 観測ワークベンチは 観測ワークベンチの作成 を使用して作成します。 観測ワークベンチの作成は、複数の個別のツールと多くの手順を組み合わせた単一のツールであり、すぐに活用できる観測環境をより効率的に作成できます。

観測ワークベンチの作成の詳細をご参照ください。

コンポーネント

選択したデータ ソースに応じて、観測ワークベンチには以下のものが含まれる場合があります。

  • 個別にオルソ幾何補正されたイメージ レイヤー

  • オルソ幾何補正されていないイメージ レイヤー

  • 新規および既存のフィーチャ レイヤー

  • Elevation

  • ベースマップ

オルソ幾何補正されたイメージ レイヤー

オルソ補正とは、画像センサーやテレインによって生じる画像内の歪みを除去する処理のことです。 その結果、画像全体にわたって一貫した縮尺が得られます。 このプロセスでは、プロジェクト内に新しい一時イメージ レイヤーが作成されます。このレイヤーは、プロジェクト外でも維持されるように保存する必要があります。

観測ワークベンチの作成 では、ラスター幾何補正関数を使用して、画像ソースから個別のオルソ幾何補正されたイメージ レイヤーを作成します。 定数 Z パラメーターは使用されません。 新しいワークベンチを作成する際に複数の画像入力を選択できます。

幾何補正関数にはセンサー モデル定義がある画像が必要です。 有理多項式係数 (RPC) 情報は、市販されているほとんどの衛星画像に含まれているか、付随しています。 幾何補正関数では、テーブルベースのカメラ モデルを使用した航空画像をサポートしていません。

注意:

観測ワークベンチの作成はイメージ サービスまたはモザイク データセット入力をサポートしていません。

オルソ幾何補正されていないイメージ レイヤー

サポートされているセンサー モデル情報や、オルソ補正に必要な重複標高がない画像入力は新しいワークベンチに追加されますが、補正は行われません。 このオプションを使用すると、参考用の追加の画像ソースを表示したり、以前に補正した画像を使用したりすることができます。 入力画像がこの基準を満たしていない場合、警告が表示されます。

観測フィーチャ レイヤー

新しいワークベンチを作成する際、既存のフィーチャ レイヤーを観測レイヤーとして追加することで、画像から関心のあるフィーチャを収集できます。 プロジェクトにフィーチャが何も含まれていない場合は、新しいポイント、ライン、ポリゴン、およびマルチポイント フィーチャ レイヤーを作成できます。 観測ワークベンチの作成 では、複数のフィーチャ レイヤーを一度に選択または作成できます。

注意:

2 つの新しいテキスト属性フィールド Label と Analyst Comment が既存のフィーチャクラスに追加され、新しく作成されるフィーチャクラスに含まれます。 既存のフィーチャ データを含めるには書き込み権限が必要です。

新しいフィーチャ属性

新しいフィーチャ レイヤーを追加する際には、ジオデータベースの命名規則が適用されます。 名前は一意である必要があり、アルファベットで始まり、英数字とアンダースコアのみを含める必要があります。 スペースや特殊文字は使用できません。 エイリアスを指定しない限り、新しいフィーチャ レイヤーはこの名前でワークベンチに表示されます。 エイリアスはよりユーザーフレンドリーで、スペースや特殊文字を使用でき、数字で始められます。

新しい観測フィーチャクラスは、デフォルトでは現在のプロジェクト ジオデータベースに保存されます。 場所を変更して、別のファイル ジオデータベースまたはエンタープライズ ジオデータベースを指すようにすることができます。

フィーチャ レイヤーの編集

ワークベンチに追加された新規および既存のフィーチャ レイヤーは、観測を追加するために編集できる状態になっています。 編集に関するクイック ツアーでフィーチャ レイヤーの編集方法をご参照ください。

標高

画像のオルソ補正にはラスター標高データセットまたは標高サービスが必要ですが、それ以外では任意であり、新しいワークベンチではラスター レイヤーとして表示されます。 ワークベンチの作成には標高ソースを 1 つだけ選択できます。 観測ワークベンチの作成では、標高範囲と画像範囲が照合されます。 標高データセットの範囲と完全に重なっていない画像については、警告メッセージが表示されます。

テレイン補正の重要性

画像補正に標高データを含めることで、収集した観測の精度が向上します。 以下のサンプル グラフィックは、カリフォルニア州レッドランズ近郊で撮影された衛星画像の一部を示したものです。

左側の画像はオルソ幾何補正されていない状態で表示されています。 ベースマップ上のフィーチャが、画像内の対応するフィーチャと一致していない点に注目してください。 右側では、ワークベンチ内の同じオルソ幾何補正された画像がベースマップと一致しています。 どちらでも同じベースマップ上に同じ画像が表示されています。 必要な補正量は画像とテレインによって異なりますが、これは標高データがより地理空間的に正確な観測を行う上で果たす役割を示しています。

オルソ幾何補正されていない画像の例 オルソ幾何補正されている画像の例

ベースマップ

デフォルトでは、新しいワークベンチにはベースマップが含まれていません。 ワークベンチを作成する際にはベースマップを追加するオプションがあります。 追加されるベースマップは AllSource アプリケーション設定で指定します。 ベースマップの設定はマップとシーンのオプションで表示または変更できます。

ベースマップの詳細

アプリケーション ベースマップ オプション

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