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ArcGIS Notebook Server 用のコンテナー エンジンのインストール

ArcGIS Notebook Server で必要なコンテナー割り当てソフトウェアをダウンロード、インストール、構成する手順を次に示します。 コンテナー エンジンの概要と ArcGIS Notebook Server での使用方法については、コンテナー エンジンと ArcGIS Notebook Server をご参照ください。

コンテナー エンジンのダウンロードとインストール

Linux システムで使用できるコンテナー エンジンは、Docker Engine と Mirantis Container Runtime の 2 つです。

Ubuntu または Red Hat Enterprise Linux Server を実行している場合は、どちらの Docker エディションも使用できます。

コンテナー エンジン

オペレーティング システム

Docker Engine Community エディション 29.2.0 以降

注意:

Docker バージョン 29 以降を使用しており、以前のバージョンからアップグレードされていない場合は、/etc/docker/daemon.json を編集してコンテナー イメージ ストアを無効化します。 詳細については、Docker 設定と環境の構成のステップ 4 をご参照ください。

Ubuntu Server LTS 24.04.3

Ubuntu Server LTS 22.04.5

Red Hat Enterprise Linux Server 8 update 10

Red Hat Enterprise Linux Server 9 update 7

Rocky Linux 8 update 10

Rocky Linux 9 update 7

AlmaLinux 8 update 10

AlmaLinux 9 update 7

Mirantis Container Runtime バージョン 25.0.15 以降

注意:

最新情報については、Mirantis Container Runtime 25.0 互換性マトリックスをご参照ください。

Ubuntu Server LTS 22.04.3

Ubuntu Server LTS 24.04.2

Red Hat Enterprise Linux Server 8 update 10

Red Hat Enterprise Linux Server 9 update 7

Oracle Linux 9 update 7

Rocky Linux 8 update 10

Rocky Linux 9 update 7

SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 15 SP6

Mirantis Container Runtime

Mirantis Container Runtime を使用した Windows 上の ArcGIS Notebook Server は、次のオペレーティング システムをサポートしています:

オペレーティング システム

コンテナー エンジン

その他の要件

Windows Server 2022 Standard および Datacenter

Mirantis Container Runtime バージョン 25.0.15 以降

必要に応じて、Hyper-V をインストールできます。

注意:

Windows Server Standard 上で Hyper-V 分離モードで実行可能なコンテナーの最大数には制限があります。

詳細については、Windows の FAQ をご参照ください。

バイナリーからの Docker Engine

バイナリーからの Docker Engine を使用した Windows 上の ArcGIS Notebook Server は、次のオペレーティング システムと Docker Engine バージョンをサポートしています:

オペレーティング システム

コンテナー エンジン

その他の要件

Windows Server 2025 Standard および Datacenter

Windows Server 2022 Standard および Datacenter

Docker Engine Community バージョン 29.2.0 以降

必要に応じて、Hyper-V をインストールできます。

注意:

Windows Server Standard 上で Hyper-V 分離モードで実行可能なコンテナーの最大数には制限があります。

詳細については、Windows の FAQ をご参照ください。

注意:

Docker は、サードパーティー製のソフトウェア コンポーネントであるため、このトピックは、Docker をインストールする詳細な手順は説明しません。 最新の情報については、Docker の Web サイトをご参照ください。

Red Hat Enterprise Linux Server、Ubuntu、SUSE Linux Enterprise Server、Oracle Linux での Mirantis Container Runtime のインストール

Mirantis Container Runtime をインストールするには、ソフトウェアのトライアルまたはサブスクリプションを取得する必要があります。

  1. コンピューター上の以前のバージョンの Docker をアンインストールします。

    アンインストールの詳細な手順については、そのバージョンの Docker のドキュメントをご参照ください。

  2. Linux ディストリビューションの Mirantis Container Runtim インストール ガイドの手順を実行します。

    注意:

    現在まだ、Mirantis で Rocky Linux に専用のインストール ガイドが用意されていませんが、Red Hat Enterprise Linux のインストール ガイドに従って Rocky Linux にインストールすることができます。

    注意:

    このドキュメントは、ソフトウェアのインストールに使用できる 2 つの方法について簡単に説明しています (Docker リポジトリーから行う方法と RPM パッケージを使用する方法)。

  3. Docker はインストールおよび構成後に自動的には開始しないため、次のコマンドを実行して Docker デーモンを開始します。

$ sudo systemctl start docker

  1. 次のコマンドを実行して、Docker が適切にインストールされていて、コンテナー イメージにアクセスできることを確認します。

$ sudo docker run hello-world

下の Docker の設定と環境の構成セクションに進みます。

Red Hat Enterprise Linux Server、Oracle Linux、Rocky Linux、AlmaLinux での Mirantis Container Runtime のインストール

Docker Engine エディションは無料でダウンロードできますが、Docker アカウントを持っている必要があります。

  1. コンピューター上の以前のバージョンの Docker をアンインストールします。

    アンインストールの詳細な手順については、そのバージョンの Docker のドキュメントをご参照ください。

  2. RHEL への Docker Engine のインストールの手順に従います。

    このドキュメントは、ソフトウェアのインストールに使用できる 2 つの方法について簡単に説明しています (RPM リポジトリーから行う方法と RPM パッケージを使用する方法)。

    Docker デーモンは、インストール後に自動的に開始します。

  3. 次のコマンドを実行して、Docker が適切にインストールされていて、コンテナー イメージにアクセスできることを確認します。

$ sudo docker run hello-world

下の Docker の設定と環境の構成セクションに進みます。

Ubuntu に Docker Engine をインストールする

Docker Engine エディションは無料でダウンロードできますが、Docker アカウントを持っている必要があります。

  1. コンピューター上の以前のバージョンの Docker をアンインストールします。

    アンインストールの詳細な手順については、そのバージョンの Docker のドキュメントをご参照ください。

  2. Ubuntu への Docker Engine のインストールの手順に従います。

    このドキュメントは、ソフトウェアのインストールに使用できる 2 つの方法について簡単に説明しています (Docker リポジトリーから行う方法と DEB パッケージを使用する方法)。

    Docker デーモンは、インストール後に自動的に開始します。

  3. 次のコマンドを実行して、Docker が適切にインストールされていて、コンテナー イメージにアクセスできることを確認します。

$ sudo docker run hello-world

下の Docker の設定と環境の構成セクションに進みます。

Docker の設定と環境の構成

コンピューター上に適切な Docker エディションがインストールされたら、ArcGIS Notebook Server で使用する Docker を構成します。

  1. OS のユーザー アカウント (または ArcGIS Notebook Server のインストールに使用したアカウント) を docker という名前のグループに追加します。このグループは、インストール時に自動的に作成されます。

$ sudo usermod -aG docker <ArcGIS Notebook Server install account>

  1. 変更を有効にするために、サイン アウトしてから OS ユーザー アカウントにサイン インし直します。

  2. このアカウントから Docker コマンドを実行できることを確認します。

$ docker run hello-world

  1. Docker バージョン 29 以降を使用しており、以前のバージョンからアップグレードされていない場合は、/etc/docker/daemon.json を編集してコンテナー イメージ ストアを無効化します。

    {
      "features": {
        "containerd-snapshotter": true
      }
    }
    
    注意:

    daemon.json が存在しない場合は作成します。

  2. /var ディレクトリーに 75 GB 以上のディスク空き容量があることを確認します。

    Docker は、コンテナー イメージのローカル レジストリーとして /var ディレクトリーを使用します。 以降のリリースへのアップグレード プロセス中には、/var ディレクトリーにも新しいイメージがコピーされます。 容量が不足している場合は、/var ディレクトリーへの割り当てを増やすか、以下のサブステップを実行して、Docker ルート ディレクトリーの場所を変更します。

    1. /etc/docker/daemon.json を編集し、コンピューター上の十分な容量があるローカル ディレクトリーに data-root を設定します。

      注意:

      このファイルが存在しない場合は、作成します。

      パスの例:

      {"data-root" : "/data/docker"}

      以下は、containerd-snapshotter と data-root プロパティを持つ /etc/docker/daemon.json の例です。

      {
         "features": {
            "containerd-snapshotter": true
         },
         "data-root" : "/data/docker"
      }
      
    2. /var/lib/docker を削除し、前のステップで指定されたパスを参照するシンボリック リンクを作成します。

       $ sudo mkdir /data/docker
       $ sudo rm -rf /var/lib/docker
       $ sudo ln -s /data/docker /var/lib/docker
    
    1. この手順は、Docker コンテナー エンジン バージョン 29 を使用している場合にのみ必要です。 /var/lib/containerd を削除し、前のステップで指定されたパスを参照するシンボリック リンクを作成します。
       $ sudo mkdir /data/containerd
       $ sudo rm -rf /var/lib/containerd
       $ sudo ln -s /data/containerd /var/lib/containerd
    
  3. Docker サービスを再起動し、変更内容を適用します。

    $ sudo systemctl stop docker.service
    $ sudo systemctl stop docker.socket
    $ sudo systemctl stop containerd
    $ sudo systemctl start containerd
    $ sudo systemctl start docker.service
    $ sudo systemctl start docker.socket
    

これで、コンピューター上に ArcGIS Notebook Server をインストールする準備ができました。

コンテナー エンジンの要件

Windows 上の ArcGIS Notebook Server は、コンテナー エンジンとして Mirantis Container Runtime とバイナリーからの Docker Engine をサポートしています。 コンテナー エンジンの概要と ArcGIS Notebook Server での統合方法については、コンテナー エンジンと ArcGIS Notebook Server をご参照ください。

Linux システムで使用できるコンテナー エンジンは、Docker Engine と Mirantis Container Runtime の 2 つです。

Ubuntu または Red Hat Enterprise Linux Server を実行している場合は、どちらの Docker エディションも使用できます。

コンテナー エンジン

オペレーティング システム

Docker Engine Community エディション 29.2.0 以降

注意:

Docker バージョン 29 以降を使用しており、以前のバージョンからアップグレードされていない場合は、/etc/docker/daemon.json を編集してコンテナー イメージ ストアを無効化します。 詳細については、Docker 設定と環境の構成のステップ 4 をご参照ください。

Ubuntu Server LTS 24.04.3

Ubuntu Server LTS 22.04.5

Red Hat Enterprise Linux Server 8 update 10

Red Hat Enterprise Linux Server 9 update 7

Rocky Linux 8 update 10

Rocky Linux 9 update 7

AlmaLinux 8 update 10

AlmaLinux 9 update 7

Mirantis Container Runtime バージョン 25.0.15 以降

注意:

最新情報については、Mirantis Container Runtime 25.0 互換性マトリックスをご参照ください。

Ubuntu Server LTS 22.04.3

Ubuntu Server LTS 24.04.2

Red Hat Enterprise Linux Server 8 update 10

Red Hat Enterprise Linux Server 9 update 7

Oracle Linux 9 update 7

Rocky Linux 8 update 10

Rocky Linux 9 update 7

SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 15 SP6

Mirantis Container Runtime

Mirantis Container Runtime を使用した Windows 上の ArcGIS Notebook Server は、次のオペレーティング システムをサポートしています:

オペレーティング システム

コンテナー エンジン

その他の要件

Windows Server 2022 Standard および Datacenter

Mirantis Container Runtime バージョン 25.0.15 以降

必要に応じて、Hyper-V をインストールできます。

注意:

Windows Server Standard 上で Hyper-V 分離モードで実行可能なコンテナーの最大数には制限があります。

詳細については、Windows の FAQ をご参照ください。

バイナリーからの Docker Engine

バイナリーからの Docker Engine を使用した Windows 上の ArcGIS Notebook Server は、次のオペレーティング システムと Docker Engine バージョンをサポートしています:

オペレーティング システム

コンテナー エンジン

その他の要件

Windows Server 2025 Standard および Datacenter

Windows Server 2022 Standard および Datacenter

Docker Engine Community バージョン 29.2.0 以降

必要に応じて、Hyper-V をインストールできます。

注意:

Windows Server Standard 上で Hyper-V 分離モードで実行可能なコンテナーの最大数には制限があります。

詳細については、Windows の FAQ をご参照ください。

Mirantis Container Runtime をインストールする

Mirantis Container Runtime をインストールするには、次の手順に従います:

  1. コンピューター上の以前のバージョンの Docker をアンインストールします。

  2. Mirantis Container Runtime をインストールする前に、ローカル サーバー上でコンテナー機能を有効にしないでください。 この機能がすでに有効化されている場合は、サーバー コンピューター上で無効化してください。 詳細については、Microsoft ドキュメントの役割、役割サービス、または機能のインストールまたはアンインストールをご参照ください。

  3. Mirantis ドキュメントに記載されている Mirantis Container Runtime を Windows Server にインストールする手順に従って、Windows で使用する Mirantis Container Runtime の install.ps1 インストール スクリプトを取得して実行します。

    インストール スクリプトを実行するには、次のコードを使用します。

    ./install.ps1

  4. 次のコマンドを実行して、Mirantis Container Runtime がインストールされ、開始していることを確認します。

docker run hello-world:nanoserver

  1. 完了したら、「Docker コンポーネントの構成」の手順に従って Mirantis Container Runtime を構成します。

バイナリーから Docker Engine をインストールする

バイナリーから Docker Engine をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. コンピューター上の以前のバージョンの Docker をアンインストールします。

  2. ローカル サーバー上でコンテナー機能が有効になっている場合は無効にします。

    詳細については、Microsoft のドキュメントをご参照ください。

  3. Microsoft PowerShell の次のコマンドを管理権限で実行して、Windows コンテナー機能を有効化します。

Add-WindowsFeature Containers

  1. プロンプトに従ってコンピューターを再起動します。

  2. 次のコマンドを実行して、コンテナー機能のインストールを確認します。

Get-WindowsFeature Containers

  1. Docker のドキュメントの Install server and client binaries on Windows セクションの指示に従います。

    注意:

    バイナリーからの Docker Engine は自動的に更新されません。 新しいバージョンの Docker に手動で更新する必要があります。 運用環境でバイナリーから Docker を使用する場合の制限事項の詳細については バイナリーからの Docker Engine のインストール ドキュメントをご参照ください。 このページでは Docker Desktop の使用をおすすめしていますが、Windows コンテナーを使用する ArcGIS Notebook Server は、コンテナー エンジンとして Windows 上の Docker Desktop をサポートしていません。

  2. Docker のディレクトリー パス (例: C:\Program Files\docker) を System 変数内の Path 環境変数に追加します。

  3. 次のコマンドを実行して、インストールと Docker デーモンの実行ステータスを確認します。

docker version

  1. 完了したら、「Docker コンポーネントの構成」の手順に従って Docker Engine を構成します。

Docker コンポーネントの構成

Docker コンポーネントを構成するには、次の手順を実行します:

  1. ArcGIS Notebook Server のインストールに使用するアカウントが管理者グループに属していない場合は、次の手順を実行します。

    1. Windows コンピューターの スタート メニューから、コンピューターの管理 アプリケーションを開きます。

    2. 左側のサイドバーで ローカル ユーザーとグループ アイテムを展開して グループ フォルダーを開きます。

    3. グループのリストから docker-users グループを選択してダブルクリックします。

      docker-users グループが存在していない場合は、作成します。

    4. 追加 ボタンをクリックし、ArcGIS Notebook Server のインストールに使用するアカウントを見つけて選択します。 OK をクリックして確定します。

    5. OK をクリックして、グループのダイアログ ボックスを閉じます。

    6. C:\ProgramData\docker\config\daemon.json に構成ファイルを作成して、Docker のセキュリティー グループを設定します。

    7. C:\ProgramData\docker\config\daemon.json を編集して docker-users グループを追加します。

       {
         "group" : "docker-users"
       }
    
  2. Docker サービスを名前付きパイプで待機するように構成するには、次のコマンドを実行します:

sc config docker binpath= "\"C:\Program Files\docker\dockerd.exe\" --run-service -H npipe://"

  1. 次のコマンドを使用して Docker を再起動します:

    net stop docker
    net start docker
    
  2. Docker コンポーネントがインストールされたら、コンピューターを再起動します。

    注意:

    Docker コンポーネントをインストールまたはアップグレードするたびに、コンピューターを再起動する必要があります。

デフォルトの Docker イメージのインストール場所の変更

必要に応じ、デフォルトの Docker イメージのインストール場所を変更するには、次の手順を実行します:

  1. C:\ProgramData\docker\config\daemon.json のファイルを編集します。

  2. デフォルトの Docker 画像インストール場所を変更するには、コンピューター上の選択した場所に data-root の場所を設定します。

     {
    "data-root": "d:\\\\docker"
    }
    
  3. daemon.json を保存します。

  4. 次のコマンドを使用して Docker を再起動します:

    net stop docker
    net start docker
    

これで、コンピューター上に ArcGIS Notebook Server をインストールする準備ができました。

Docker 用にデフォルト以外の一時ディレクトリーを構成

Docker Engine 29.4 以降では、DOCKER_TMPDIR 環境変数を使用してデフォルト以外の一時ディレクトリーを構成することができます。 この環境変数により、Docker はポスト インストール時にノートブック ランタイム イメージを読み込む際などに、デフォルトの C:\ temp 以外のディレクトリーを一時的な格納に使用できるようになります。 Docker 用にデフォルト以外の一時ディレクトリーを構成するには、次の手順に従います:

  1. デフォルト以外のドライブに一時ディレクトリーを作成します。

    例:

    d:\docker-temp

  2. Windows では、システム プロパティ > 詳細 > 環境変数 > システム変数 の順にクリックします。

  3. 次の情報を使用してシステム全体の環境変数を設定します:

    変数名: DOCKER_TMPDIR

    変数値: <new temporary directory created in step 1>

  4. 次の Docker サービスを再起動します:

    net stop docker
    net start docker