ジオプロセシング設定
システム管理者は、多くの ArcGIS Pro ユーザーのアプリケーション設定を管理できます。
下記の設定は、Pro.settingsConfig ファイルの Geoprocessing エレメントに追加する必要があります。
ToolParameters
ジオプロセシング ツールのパラメーターのデフォルト値をオーバーライドするには、この設定を使用します。 ToolParameters エレメントには、1 つ以上の Parameter エレメントが含まれている必要があります。それぞれのエレメントは、次の属性を持ちます:
toolName- ツールの名前toolboxAlias- ツールが含まれるツールボックスのエイリアスname- パラメーターの名前islocked- ツール ダイアログ ボックスでパラメーター値がロックされるかどうか
注意:
ToolParameters 設定には、対応するユーザー インターフェイス設定がありません。
ツール名、ツールボックスのエイリアス、パラメーター名は、Python タブの パラメーター セクションの、各ツールのツール リファレンス ページにあります。
フィールド演算 ツールの 式のタイプ (expression_type) パラメーターのデフォルト値を Arcade に設定するために使用される、この設定の例を次に示します。
<ToolParameters>
<Parameter toolName="calculatefield" toolboxAlias="management" name="expression_type" isLocked="true">ARCADE</Parameter>
</ToolParameters>
Environments
ジオプロセシング環境のパラメーターのデフォルト値をオーバーライドするには、この設定を使用します。 この設定は、環境を適用するすべてのツールやモデルで自動的に使用され、ツール ダイアログ ボックスまたは ModelBuilder から実行されます。
Environments エレメントには、1 つ以上の Environment エレメントが含まれており、それぞれに環境設定の名前を指定する name 属性があります。 たとえば、この設定を使って 出力座標系 環境(outputCoordinateSystem)を下記のように GCS WGS 1984 (WKID 4326) に設定し、ロックします。
<Environments>
<Environment name="outputCoordinateSystem" isLocked="true">4326</Environment>
</Environments>
AddHistoryItem
ユーザー インターフェイスでは、オプション ダイアログ ボックスの ジオプロセシング タブで ログ > ジオプロセシング操作をジオプロセシング履歴に書き込む の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は次のとおりです。
true(デフォルト)false
次にこの設定の例を示します。
<AddHistoryItem isLocked="true">false</AddHistoryItem>
AddOutputsToMap
ユーザー インターフェイスでは、オプション ダイアログ ボックスの ジオプロセシング タブで ジオプロセシング ツールおよびスクリプトを実行するオプションの設定 > 開いているマップに出力データセットを追加 の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は次のとおりです。
true(デフォルト)false
次にこの設定の例を示します。
<AddOutputsToMap isLocked="true">false</AddOutputsToMap>
BlockNonSystemPythonToolbox
カスタムの Python ツールボックス (.pyt ファイル) を開くと、有害な可能性があるサードパーティーのコードが実行されます。 この設定を使用して、カスタム コードの実行をブロックするか、警告を表示して実行できるようにするか、警告を表示せずに実行できるようにします。 この設定には対応するユーザー インターフェイス設定が存在しないため、isLocked プロパティは無視されます。
設定可能な値は次のとおりです。
Always- カスタム Python ツールボックスへのアクセスを常にブロックします。Ask- Python ツールボックスが開く前に警告のダイアログ ボックスを表示します。 これがデフォルトです。 ダイアログ ボックスで はい を選択すると、ツールボックスのコードを実行できます。 いいえ を選択すると、Python ツールボックスへのアクセスがブロックされます。 この選択は Python ツールボックスごとに行え、セッション間で保存されます。 ツールボックス ファイルまたはコードが更新された場合、警告ダイアログ ボックスが再度表示されます。 作成したツールボックスでは、警告ダイアログ ボックスは表示されません。No- カスタムの Python ツールボックスへのアクセスをブロックしません。また、Python ツールボックスが開いているときに警告ダイアログ ボックスを表示しません。
次にこの設定の例を示します。
<BlockNonSystemPythonToolbox isLocked="true">Always</BlockNonSystemPythonToolbox>
EnableUndo
ユーザー インターフェイスでは、オプション ダイアログ ボックスの ジオプロセシング タブで ジオプロセシング ツールおよびスクリプトを実行するオプションの設定 > デフォルトで元に戻すを有効化 の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は次のとおりです。
truefalse(デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<EnableUndo isLocked="true">true</EnableUndo>
MessageLevelCommandSyntax
ユーザー インターフェイスでは、オプション ダイアログ ボックスの ジオプロセシング タブで その他の情報メッセージ > コマンド構文 の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は次のとおりです。
truefalse(デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<MessageLevelCommandSyntax isLocked="true">true</MessageLevelCommandSyntax>
MessageLevelDiagnostics
ユーザー インターフェイスでは、オプション ダイアログ ボックスの ジオプロセシング タブで その他の情報メッセージ > 診断 の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は次のとおりです。
truefalse(デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<MessageLevelDiagnostics isLocked="true">true</MessageLevelDiagnostics>
MessageLevelProjectionTransformation
ユーザー インターフェイスでは、オプション ダイアログ ボックスの ジオプロセシング タブで その他の情報メッセージ > 変換 の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は次のとおりです。
truefalse(デフォルト)
次にこの設定の例を示します。
<MessageLevelProjectionTransformation isLocked="true">true</MessageLevelProjectionTransformation>
RecordGPHistoryInMetadata
ユーザー インターフェイスでは、オプション ダイアログ ボックスの ジオプロセシング タブで ログ > ジオプロセシング操作をデータセット メタデータに書き込む の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は次のとおりです。
true(デフォルト)false
次にこの設定の例を示します。
<RecordGPHistoryInMetadata isLocked="true">false</RecordGPHistoryInMetadata>
RemoveOverwrittenLayers
ユーザー インターフェイスでは、オプション ダイアログ ボックスの ジオプロセシング タブで ジオプロセシング ツールおよびスクリプトを実行するオプションの設定 > ジオプロセシング ツールで上書きされたデータを参照するレイヤーを削除 の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は次のとおりです。
true(デフォルト)false
次にこの設定の例を示します。
<RemoveOverwrittenLayers isLocked="true">false</RemoveOverwrittenLayers>
GPServiceAPI
ジオプロセシング サービスにアクセスする際に、この設定を使用して、リクエスト アプローチを選択します。 この設定には対応するユーザー インターフェイス設定が存在しないため、isLocked プロパティは無視されます。
設定可能な値は次のとおりです。
SOAP(デフォルト)REST
次にこの設定の例を示します。
<GPServiceAPI isLocked="true">REST</GPServiceAPI>
GPServiceAutoUpload
REST リクエストを使用してジオプロセシング サービスにアクセスする際に、この設定を使用して、入力を自動的にサーバー アイテムとしてアップロードします。 この設定には対応するユーザー インターフェイス設定が存在しないため、isLocked プロパティは無視されます。
設定可能な値は次のとおりです。
true(デフォルト)false
次にこの設定の例を示します。
<GPServiceAutoUpload isLocked="true">true</GPServiceAutoUpload>