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ダイナミック セグメンテーションの適用

Location Referencing ライセンスで利用可能。

ダイナミック セグメンテーション ツールは、ルート上のイベントを動的にセグメント化し、1 つのレコード セットにまとめる出力を作成します。 このツールは、いずれかの属性が変化するルート上のイベントに沿って、任意のメジャーで個別のレコードを返します。

注意:

このツールの実行時にパフォーマンスが低下したり障害が発生したりする場合は、サービス レベルでヒープ サイズを拡大します

このツールには、組織のニーズに応じてさまざまなユース ケースがあり、規制、政策、予算のオプションを評価するための解析の基礎が備わっています。 以下に例を示します。

  • 他の変数を使用してパイプラインの状態を解析し、保守用の資金の割り当てを決定します。

  • クロス イベント チェックを提供して、ルートに沿ったデータの精度を保証します。

  • データ内のギャップをチェックして補間します。

ダイナミック セグメンテーション シナリオ

次の図では、2 つのライン イベント レイヤー (試験圧力範囲と DOT クラス) とポイント イベント レイヤー Point1 が 1 つのルート (Route1) に関連付けられています。

Route1 上のイベント レイヤーとセグメント化された出力

ルートは、メジャー 0 ~ 8 の間で、左から右にキャリブレーションされています。 ルート上に 3 つのイベントがあり、次のサブセクションで説明する入力プロパティと出力プロパティを持ちます。

入力

以下の表に、イベントのメジャーと値を示します:

入力 (試験圧力範囲)

ルート ID

イベント ID

始点メジャー

終点メジャー

開始日

終了日

試験液

Route1

Event1

0

4

1/1/2000

Water

Route1

Event2

4

8

1/1/2000

Air

入力 (DOT クラス)

ルート ID

イベント ID

始点メジャー

終点メジャー

開始日

終了日

DOT クラス

Route1

Event1

0

6.7

1/1/2000

Class1

Route1

Event2

6.7

8

1/1/2000

Class2

入力 (Point1)

ルート ID

イベント ID

メジャー

開始日

終了日

コード

Route1

Event1

5

1/1/2000

P1

出力

出力フィーチャクラスと関連する属性テーブルは、構成要素であるライン イベントのデータを使用して動的に作成されます。 属性テーブルは編集可能であり、編集内容は個々のイベント レイヤーに適用されます。

ルートのキャリブレーション方向 (左から右) に移動すると、最初のセグメントは試験圧力範囲の値 (Water) によって発生します。これは、メジャー 0 から開始し、メジャー 4 で終了します。 2 つ目のセグメントは、試験圧力範囲の値 (Air) によって発生し、メジャー 4 から開始し、ポイント イベント P1 が存在するためメジャー 5 で終了します。 3 つ目のセグメントは、メジャー 5 でポイント イベント P1 によって発生します。 メジャー 5 と 6.7 の間にある 4 つ目のセグメントには、試験圧力範囲の値である Air と DOT クラス 1 が含まれます。 メジャー 6.7 と 8 の間にある最後のセグメントには、試験圧力範囲の値である Air と DOT クラス 2 が含まれます。

次の表に、ダイナミック セグメンテーションの出力を示します。

出力 (ダイナミック セグメンテーション)

ルート ID

タイプ

セクション

始点メジャー

終点メジャー

開始日

終了日

Water

DOT クラス

コード

Route1

ライン

1

0

4

1/1/2000

Water

クラス 1

Route1

ライン

2

4

5

1/1/2000

Air

クラス 1

Route1

ポイント

3

5

5

1/1/2000

Air

クラス 1

P1

Route1

ライン

4

5

6.7

1/1/2000

Air

クラス 1

Route1

ライン

5

6.7

8

1/1/2000

Air

クラス 2

ライン イベントのユーザー管理フィールドは、Type フィールドが Line に設定されているときに編集可能であり、ポイント イベントのユーザー管理フィールドは Type フィールドが Point に設定されているときに編集可能です。

注意:

このツールは、イベントのオーバーレイ ツールに似ています。 ダイナミック セグメンテーション ツールと イベントのオーバーレイ ツールの違いとは、ダイナミック セグメンテーション ツールは ArcGIS Pro 編集セッションでイベント データの編集に使用できる点です。 イベントのオーバーレイ ツールは、入力のダイナミック セグメンテーションを表すフィーチャクラスまたはテーブルを出力しますが、出力は編集のための入力イベントに接続されていません。

ダイナミック セグメンテーションの出力を返す

ダイナミック セグメンテーションの出力を返すには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Pro でマップを開きます。

    注意:

    このツールを実行するには、ネットワークとライン イベント フィーチャクラスが必要です。

  2. 必要に応じ、マップ上で、ダイナミック セグメンテーションを適用する位置またはルートにズームします。

  3. Location Referencing タブの イベント グループで DynSeg をクリックします。

    ダイナミック セグメンテーション ウィンドウが開きます。

  4. ネットワーク ドロップダウン矢印をクリックし、ダイナミック セグメンテーションを適用するネットワークを選択します。

  5. ライン属性セット ドロップダウン矢印をクリックし、ライン属性セットを選択します。

    選択した属性セットのイベントが、ダイナミック セグメンテーションに使用されます。

  6. ポイント属性セット ドロップダウン矢印をクリックし、ポイント属性セットを選択します。

    選択した属性セットのイベントが、ダイナミック セグメンテーションに使用されます。

  7. ルートを 1 つ以上選択 をクリックして、セグメント化するイベントのあるマップ上のルート (複数可) を選択します。

    提供されている対話形式の選択ツールのいずれかを使用し、ルート リストを入力できます。

    ネットワークの指定時にルートがすでに選択されている場合、それらは ルート リストに追加されます。

  8. 実行 をクリックし、選択セットにダイナミック セグメンテーションを適用します。

    出力フィーチャクラス (ダイナミック セグメンテーション) が作成され、コンテンツ ウィンドウに追加されます。

出力フィーチャクラスのレコードの編集

ダイナミック セグメンテーションの出力フィーチャクラスのイベントは、「イベント レイヤーの属性テーブルでイベントを編集する」ときと同じ方法で編集できます。 ダイナミック セグメンテーションを編集することで、エラーの修正、関連ルート上のメジャーへの変更の反映、一意のイベント属性の値の更新を実行できます。

ダイナミック セグメンテーション ツール実行後に、ダイナミック セグメンテーション出力フィーチャクラスでイベントを編集するには、次の手順を実行します:

  1. コンテンツ ウィンドウでダイナミック セグメンテーション出力フィーチャクラスを右クリックし、属性テーブル をクリックします。

    属性テーブルが表示されます。

  2. テーブルのセルをダブルクリックして値を更新します。

    注意:

    次のフィールドは編集できません: ObjectIDroute_idfrom_dateto_dateevent_typefrom_measureto_measureSHAPESHAPE_Length

    フィールド演算 などのツールを使用してテーブルを編集する場合、ツールで 元に戻すの有効化 オプションが有効になるか、ツールを使用する前にフィーチャを編集していると、編集内容の保存 ボタンが有効になります。

    ロックの取得やリコンサイルに関するメッセージが表示された場合、競合の防止が有効になっています。

  3. 編集 タブで 編集内容の保存 をクリックし、変更内容を保存します。

    ダイナミック セグメンテーション出力フィーチャクラスで行った編集内容が、個々のイベント レイヤーに適用されます。

    注意:

    Location Referencing オプション内の ダイナミック セグメンテーション テーブルで一致イベントをマージ チェックボックスがオンの場合、同一の一致イベントをマージできます。

    このチェックボックスがオンの場合、まったく同じ属性を含む一致イベントがマージされます。