レビューアー バッチ ジョブの実行 (Data Reviewer ツール)
サマリー
ワークスペースに対してレビューアー バッチ ジョブを実行し、その結果をレビューアー セッションに書き込みます。 レビューアー バッチ ジョブには、レビューアー チェックのグループが含まれています。 チェックでは、条件、ルール、および空間リレーションシップに基づいてデータの検証が行われます。 また、チェックでは、検証対象のフィーチャまたは行のセット、およびそれらのソース ワークスペースを指定します。 レビューアー セッションでは、レビューアー チェックで実行された検証タスクに関する情報が保存されます。 この情報は、レビューアー ワークスペース内のテーブルおよびデータセットに格納されます。
レガシー:
このツールは、ArcGIS Pro 3.7 で非推奨となり、使用できなくなった Reviewer ワークスペースに基づいています。 ArcGIS Data Reviewer 属性ルールベースのワークフローに移行することをおすすめします。
使用法
指定されたワークスペースがレビューアー ワークスペースではない場合、Data Reviewer の有効化 ツールを使用してレビューアー ワークスペースを作成します。
注意:
このツールでは、バッチ ジョブで参照されているフィーチャまたは 64 ビットの Object ID を含むレビューアー ワークスペースはサポートされていません。
レビューアー セッションの作成 ツールを使用してセッションを作成できます。 レビューアー セッションの作成 ツールは、セッション ID とセッション名を出力パラメーターとして生成します。
レビューアー バッチ ジョブを作成するには、ArcMap に用意されているツールを ArcGIS Data Reviewer エクステンションで使用します。
接続性ルール、メタデータ、カスタム チェック タイプはサポートされないため、バッチ ジョブの処理中にスキップされます。
レビューアー バッチ ジョブの結果は、レビューアー ワークスペース パラメーター値内の指定したセッション (セッション パラメーターで指定) に書き込まれます。
ワークスペースが プロダクト ワークスペース パラメーターで定義されていない場合、バッチ ジョブは、バッチ ジョブ ファイル パラメーターで指定されたワークスペースに対して実行されます。
プロダクト ワークスペースがエンタープライズ ジオデータベースである場合、プロダクト ワークスペースのバージョン パラメーターを使用して特定のバージョンのデータを検証できます。
解析エリア パラメーター値には、処理エリアを作成するためにマージされるポリゴン フィーチャまたは範囲の値が含まれます。 このエリアと交差するフィーチャは、レビューアー バッチ ジョブによって検証されます。 このエリアの外部のフィーチャは、検証されません。
変更されたフィーチャのみ パラメーターは、プロダクト ワークスペース パラメーターの値がバージョン対応登録された (トラディショナル) エンタープライズ ジオデータベースである場合にアクティブになります。 この設定は、検証の対象を、親バージョンと子バージョン間で変更されたフィーチャに制限するもので、チェックのプライマリー フィーチャクラス (フィーチャクラス 1) のみに適用されます。 セカンダリー データ リソース (フィーチャクラス 2 以降) では、含まれるすべてのフィーチャが検証で使用されます。 バージョン間の変更には次のようなものがあります。
フィーチャが子バージョンでは加えられ、親バージョンでは加えられていない
フィーチャが子バージョンでは変更され、親バージョンでは変更されていない
子バージョンと親バージョンの両方でフィーチャが変更されている
フィーチャが子バージョンでは変更され、親バージョンからは削除されている
バッチ ジョブのサマリーは、結果 ウィンドウに表示されます。
出力パラメーターは、レビューアー ワークスペース パラメーター値内の REVBATCHRUNTABLE テーブルの 1 行のテーブル ビューです。 この行は、バッチ ジョブの実行時に作成されたレコードを表しています。 以下の表で、REVBATCHRUNTABLE テーブルの
RUNCONTEXTフィールドとSTATUSフィールドに格納される可能性のある値を説明します。フィールド
説明
RUNCONTEXTバッチ ジョブが実行されたコンテキストを識別する以下のコードです。
0—Desktop
1—Engine
2—Server
3—Pro
STATUS以下のバッチ ジョブ ステータス コードです。
0—成功
バッチ ジョブが正常に実行されました。
1—エラーを伴う成功
バッチ ジョブが正常に実行されましたが、エラーが表示されました。 通常、処理エラーは、チェック時に検証が失敗したこと (データ ソースが利用不可、チェックの構成に誤りがある)、またはフィーチャに関する問題が発生したため検証でフィーチャがスキップされたことのいずれかに関連しています。
2—警告を伴う成功
バッチ ジョブが正常に実行されましたが、警告が表示されました。 通常、処理警告は、結果のエラー ジオメトリを構築できないことや、バッチ ジョブの正常な実行にはあまり影響がないその他の問題に関連しています。
3—エラーと警告を伴う成功
バッチ ジョブが正常に実行されましたが、上記で述べたようなエラーと警告の両方が表示されました。
4—失敗
バッチ ジョブが正常に実行されませんでした。 バッチ ジョブの失敗は、データ アクセスの問題または構成の問題が原因で、バッチ ジョブに含まれるすべてのチェックで検証に失敗した場合に発生します。
結果が含まれるログ ファイルは
%localappdata%\Esri\DataReviewerディレクトリーにあります。 ログ ファイルの情報には、フィーチャクラスに対して実行されたチェック、検証されたフィーチャの数、レポートされた結果の数などがあります。 ジオプロセシング バッチ ジョブ サービス用のサーバーJobsディレクトリーを確認すると、サーバー処理エラーおよび警告を調べることができます。
パラメーター
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
|
レビューアー ワークスペース |
レビューアー バッチ ジョブの結果が書き込まれるワークスペース。 |
Workspace |
|
セッション |
レビューアー セッションの識別子と名前。 セッションは、レビューアー ワークスペース内に存在している必要があります。 |
String |
|
バッチ ジョブ ファイル |
実行されるレビューアー バッチ ジョブ ファイルへのパス。 |
File |
|
プロダクト ワークスペース (オプション) |
検証するフィーチャを含むエンタープライズ ジオデータベースまたはファイル ジオデータベース。 |
Workspace |
|
解析エリア (オプション) |
検証処理エリアの構築に使用されるエリアを定義するポリゴン フィーチャまたは範囲の値。 |
Extent; Feature Layer |
|
変更されたフィーチャのみ (オプション) |
プロダクト ワークスペースがエンタープライズ ジオデータベース内のデータを参照している場合、検証するフィーチャの種類 (変更済みまたは未変更) を指定します。
|
Boolean |
|
プロダクト ワークスペースのバージョン (オプション) |
バッチ ジョブで検証されるプロダクト ワークスペースのバージョンです。 これは、プロダクト ワークスペースがエンタープライズ ジオデータベースである場合にのみ適用できます。 |
String |
派生した出力
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
|
BATCHRUNTABLE_View |
ツールの操作に関するサマリー情報を含むテーブル ビュー。 |
Table View |
環境
ライセンス情報
- Basic: Data Reviewer が必要
- Standard: Data Reviewer が必要
- Advanced: Data Reviewer が必要