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正距円錐図法

説明

正距円錐図法 (単純円錐図法) は、すべての子午線と 2 つの標準緯線に沿った距離を維持します。 この図法は、多くの場合、ランベルト正角円錐図法アルベルス正積円錐図法の折衷図法として機能します。 面積、方向、角度を維持する必要がない場合で、中緯度で東西方向に広がる陸地に適しています。

基本的な投影形式は西暦 100 年頃に Claudius Ptolemy によって最初に記述され、長年にわたってさまざまな改善が行われてきましたが、最大の改善は 1745 年に Nicolas de l'Isle によって行われました。 ArcGIS Pro 1.0 以降と ArcGIS Desktop 8.0 以降で使用できます。

正距円錐図法の例

北半球 (左) と南半球 (右) に標準緯線を配置した正距円錐図法 (単純円錐図法) を示します。

投影のプロパティ

次のサブセクションでは、正距円錐図法のプロパティについて説明します。

経緯線

正距円錐図法は円錐図法です。 すべての子午線は、共通のポイントに収束する等間隔の直線となります。 緯線および両極は、子午線の収束点を中心とする、等間隔に並んだ円弧として表されます。 標準緯線が北半球に設定されている場合、経緯線を示す扇形は上向きになります。 標準緯線が南半球に存在する場合、経緯線を示す扇形は下向きになります。 経緯線は中央子午線に対して対称的です。

歪み

正距円錐図法は、すべての子午線と 2 つの標準緯線に沿った距離を維持します。 一般に、形状、面積、距離、方向、角度には全体的に歪みが生じます。 標準緯線に沿って、歪みは生じません。 歪みの値は標準緯線から離れるにつれて大きくなります。 これらは任意の緯線に沿って一定であり、中央子午線で対称的となります。

使用法

この図法は、面積、方向、角度を維持する必要がない場合で、中緯度で東西方向に広がる陸地に適しています。 標準緯線を、地図が作成される地域の最北部から 6 分の 1 下、および最南部から 6 分の 1 上の緯度に配置することをおすすめします。 この図法は、ロシアの地図によく使用されます。

制限事項

標準緯線は、任意の緯度に設定できますが、反対側の極に設定することはできません。

パラメーター

正距円錐図法のパラメーターは次のとおりです:

  • 東距

  • 北距

  • 中央子午線

  • 標準緯線 1

  • 標準緯線 2

  • 原点の緯度

特定のパラメーターを使用するケース

両方の標準緯線が同じ極に設定されている場合、投影図は極座標面で正距方位図法になります。 両方の標準緯線が赤道に設定されている場合、結果は正方形図法になります。 赤道に対して南北対称に標準緯線を設定した場合、正距円筒図法となります。

ソース

Snyder, J. P. (1987). Map Projections: A Working Manual. U.S. Geological Survey Professional Paper 1395. Washington, DC: United States Government Printing Office.

Snyder, J. P. (1993). Flattening the Earth. Two Thousand Years of Map Projections. Chicago and London: University of Chicago Press.

Snyder, J. P. and Voxland, P. M. (1989). An Album of Map Projections. U.S. Geological Survey Professional Paper 1453. Washington, DC: United States Government Printing Office.