データセットの記述 (GeoAnalytics Server ツール)
サマリー
フィーチャを集計して、フィールドの統計、サンプル フィーチャ、範囲境界を算出します。
レガシー:
ArcGIS GeoAnalytics Server エクステンションは ArcGIS Enterprise では非推奨になっています。 GeoAnalytics Server の最終リリースは、ArcGIS Enterprise 11.3 に付属しています。 このジオプロセシング ツールは、ArcGIS Enterprise 11.3 およびそれ以前のバージョンで使用できます。
図

使用法
このジオプロセシング ツールは、ArcGIS Enterprise 10.7 以降で利用可能です。
データセットの記述 ツールでは、次のような操作を行えます:
時間とジオメトリーが、ビッグ データ ファイル共有に正しく登録されていることを確認する。
集計されたフィールド統計により、属性の値を把握する。
サンプル レイヤーを使ってビッグ データを可視化する。 膨大な数のフィーチャを描画する代わりに、サンプルを描画する。
データのサンプルを使用するワークフローを実行してから、より長く大規模な処理を行う。
地理的な範囲を計算して、データセットの場所を特定する。
デフォルトでは、ツールは入力レイヤーの各フィールドの統計サマリーを含むテーブルを出力します。 また、ジオプロセシング ウィンドウには、入力レイヤーのジオメトリーや時間プロパティを示す表が出力されます。
入力レイヤーにジオメトリーがある場合、ツールは入力レイヤーの次のジオメトリー プロパティを示す表を出力します:
Geometry type—入力レイヤーのジオメトリー タイプ。 この値はポイント、ライン、またはポリゴンです。Spatial reference—入力レイヤーの空間参照。Count of non-empty features—入力レイヤーの空間参照の範囲内にあり、有効なジオメトリーを持つフィーチャの数。Count of empty features—有効なジオメトリーを持たないフィーチャの数。 これらのフィーチャには、空のジオメトリーを持つものと、使用される空間参照の範囲外のものがあります。Spatial extent—入力レイヤーのフィーチャの空間範囲。
入力レイヤーで時間が有効な場合、ツールは入力レイヤーの次の時間プロパティを示す表を出力します:
Time type—入力レイヤーの時間タイプ。 この値はインスタントまたは間隔です。Count of non-empty features—有効な時間値を持つフィーチャの数。Count of empty features—時間値が NULL または無効であるフィーチャの数。Temporal extent—入力レイヤーにおける特徴の時間範囲。 この値には開始時間と終了時間が含まれます。
サンプル フィーチャ数 パラメーターを使用して、サンプリングするフィーチャの数を指定します。 空欄のままにするか、0 を選択すると、サンプルは作成されません。 出力サブセットのスキーマ、ジオメトリー、時間設定は、入力フィーチャと同じです。 このサブセットは、データセットがマップに追加された、または属性テーブルで視覚化されたとき、どのように表示されるかを把握するために使用できます。 また、サブセットに対して解析を行うことで、より大規模な解析のため最適な入力を決定できます。
入力フィーチャの総数より大きいサンプル サイズを指定すると、すべてのフィーチャが返されます。
サンプル レイヤーは完全にランダムな地理的選択を表すものではなく、データの地理的な範囲や分散を理解するために使用するべきではありません。 たとえば、サンプル フィーチャ数 に 230 フィーチャを指定すると、結果には 230 の入力フィーチャが、順序や位置に関係なく含まれます。
範囲レイヤーを作成 パラメーターを使用して、入力データセットの範囲を記述する境界フィーチャを作成します。 出力には、入力フィーチャの地理範囲を表す単一のポリゴン フィーチャが含まれます。 範囲レイヤーは、データの保存場所を特定するために、またはワークフローの別の場所で入力として使用できます。 たとえば、GeoAnalytics の レイヤーのクリップ ツールを使用し、フィーチャをクリップするためのポリゴン レイヤーとして使うことができます。
必要に応じて、環境設定でフィーチャの出力方法を指定できます。
たとえば、範囲環境を使用して、対象地域を表す範囲レイヤーを出力、または定義済みの分析範囲からフィーチャをサンプリングできます。
また、出力座標系環境を使用して、目的の空間参照に出力を投影できます。
範囲レイヤーを作成 パラメーターは、ポイント、ライン、ポリゴンのフィーチャでのみサポートされます。 表形式のフィーチャには、範囲レイヤーが作成されません。
このジオプロセシング ツールは、ArcGIS GeoAnalytics Server によって駆動されます。 解析は GeoAnalytics Server 上で行われ、結果は ArcGIS Enterprise のコンテンツに保存されます。
GeoAnalytics Server ツールを実行するとき、解析は GeoAnalytics Server 上で行われます。 最適なパフォーマンスを得るには、ArcGIS Enterprise ポータルでホストされているフィーチャ レイヤーか、ビッグ データ ファイル共有を通じて、データを GeoAnalytics Server から利用可能にします。 GeoAnalytics Server のローカルにないデータは、解析が開始する前に GeoAnalytics Server に移動されます。 このため、ツールの実行時間が長くなり、場合によっては ArcGIS Pro から GeoAnalytics Server にデータを移動できないこともあります。 エラーの閾値はネットワークの速度や、データのサイズや複雑さに左右されます。 データを必ず共有するか、ビッグ データ ファイル共有を作成することをおすすめします。
パラメーター
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
|
入力レイヤー |
記述対象のポイント、ライン、ポリゴン、または表形式のフィーチャ。 |
Record Set |
|
出力名 |
出力フィーチャ サービスの名前。 |
String |
|
サンプル フィーチャ数 (オプション) |
出力サンプル レイヤーに含まれるフィーチャの数。 0 を選択するか、数値を指定しない場合は、サンプルは返されません。 デフォルトでは、サンプル レイヤーは返されません。 |
Long |
|
範囲レイヤーを作成 (オプション) |
出力範囲レイヤーを作成するかどうかを指定します。 範囲は、入力フィーチャの空間および時間範囲を表すポリゴンです。
|
Boolean |
|
データ ストア (オプション) |
出力が格納される ArcGIS Data Store を指定します。 ビッグ データ ストアに格納されたすべての結果は、WGS84 で保存されます。 リレーショナル データ ストアに格納された結果は、それらの座標系を維持します。
|
String |
派生した出力
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
|
出力 |
集計された統計計算を含む出力レイヤー。 |
Record Set |
|
範囲レイヤー |
|
Feature Set |
|
サンプル レイヤー |
|
Feature Set |
|
出力 JSON |
このパラメーターは使用されていません。 解析で計算されたすべてのサマリー情報を含む JSON 文字列が、ツールのメッセージに含まれます。 |
String |
環境
特殊なケース
- 出力座標系
-
The coordinate system that will be used for analysis. Analysis will be completed in the input coordinate system unless specified by this parameter. For GeoAnalytics Tools, final results will be stored in the spatiotemporal data store in WGS84.
ライセンス情報
- Basic: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要
ArcGIS Enterprise 10.7 で利用可能 - Standard: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要
ArcGIS Enterprise 10.7 で利用可能 - Advanced: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要
ArcGIS Enterprise 10.7 で利用可能