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類似フィーチャの検索 (GeoAnalytics Server ツール)

サマリー

フィーチャ属性に基づいて、1 つ以上の入力フィーチャに最も類似しているフィーチャ、または最も類似していない候補フィーチャを特定します。

レガシー:

ArcGIS GeoAnalytics Server エクステンションは ArcGIS Enterprise では非推奨になっています。 GeoAnalytics Server の最終リリースは、ArcGIS Enterprise 11.3 に付属しています。 このジオプロセシング ツールは、ArcGIS Enterprise 11.3 およびそれ以前のバージョンで使用できます。

類似フィーチャの検索ツールの図

使用法

  • テーブル、ポイント、ライン、またはエリア フィーチャを使用できます。

  • 入力検索 (候補) レイヤーが必要です。 検索レイヤー内のフィーチャは、入力 (参照) 場所との類似性でランク付けされます。

  • 入力レイヤー パラメーター値に複数のフィーチャが存在する場合、一致は 入力レイヤー の平均値に基づきます。 たとえば、入力レイヤー のフィーチャが 2 つあり、分析フィールド パラメーター属性の 1 つが人口変数である場合、平均人口値に近い人口を持つ 検索レイヤー パラメーター値が検索されます。 たとえば、人口値が 100 と 102 なら、人口が 101 に近い候補が検索されます。

    注意:

    複数の 入力レイヤー パラメーター値がある場合、類似の値を持つ 分析フィールド 属性を選択します。 たとえば、1 つの入力の人口値が 100、もう 1 つの入力の人口値が 100,000 なら、2 つの平均値、つまり 50,050 に近い人口で一致が行われます。 この平均値は、いずれの 入力レイヤー 値の人口値とも大きく異なります。

  • 類似度の高低 パラメーターで、それぞれ 最も類似する または 最も類似しない オプションを使用して、入力レイヤー のフィーチャに最も類似する、または最も類似しないフィーチャを検索します。 場合によっては、両方を確認します。 たとえば、結果の数 パラメーター値が 3、類似度の高低 パラメーター値が 両方 のとき、ツールは最も類似する 3 つの候補フィーチャと、最も類似しない 3 つの候補フィーチャを検索します。

  • 出力フィーチャ パラメーターの一致結果はすべて、ターゲットの 入力レイヤー の値に最も類似する結果か、最も類似しない結果のいずれかです。1 つの結果が両方を兼ねることはできません (また、出力フィーチャ 内で一致結果が重複することもありません)。 したがって、類似度の高低 パラメーター値が 両方 のとき、可能な一致結果の最大数 (結果の数 パラメーター値) は、検索レイヤー の値の半分です。

  • 最大 10,000 の検索レイヤー フィーチャが返されます。

  • 照合方法 パラメーターには、次の値オプションがあります。

    • 属性値— すべての 分析フィールド 属性の差の二乗和が最も小さいものが、最も類似した候補になります。 差を計算する前に、すべての値が標準化されます。

    • 属性プロファイル— コサイン類似度が測定されます。 コサイン類似度では、大きさを照合するのではなく、標準化された属性値の間で同じ関係を探します。 たとえば、A1、A2、A3 という 3 つの 分析フィールド の値があるとします。 A2 は A1 の 2 倍であり、A3 は A2 とほぼ同じです。 照合方法 パラメーター値が 属性プロファイル の場合、ツールは、属性関係が同じ (A2 が A1 の 2 倍で、A3 が A2 とほぼ同じ) 候補を検索します。 この方法は属性間の関係に注目するため、2 つ以上の 分析フィールド 属性を指定する必要があります。 たとえば、20 歳未満の住民の数に対する車の数と比較した人口のプロファイルを基に、コサイン類似度方式 (属性プロファイル のオプション) を使用して、ロサンゼルスと類似する場所を、異なる縮尺で見つけることができます。 コサイン類似度指標の範囲は、1.0 (完全に類似) から -1.0 (完全に相違) までです。 コサイン類似度指標は、出力フィーチャ simindex (コサイン類似度) フィールドに書き込まれます。

  • 分析フィールド パラメーターは、数値でなければならず、入力レイヤー および 検索レイヤー の両方のパラメーター値に (同じフィールド名とフィールド タイプで) 存在する必要があります。 検索レイヤー の値に対応するフィールドが見つからない場合、存在しない属性が解析から除外されたことを知らせる警告が表示されます。

  • 照合に使用されたすべての属性が、出力に書き込まれます。 アペンド フィールド パラメーターを使用すると、出力テーブルに追加するフィールドを指定できます。 デフォルトでは、フィールドは追加されません。 アペンド フィールド パラメーターを使用して、検索レイヤー の値から追加する特定のフィールドを選択します。

  • 入力レイヤー と一致結果はすべて、分析フィールド および アペンド フィールド パラメーター値とともに出力フィーチャに書き込まれます。 さらに、次のフィールドが出力フィーチャに含められます。

    フィールド名

    説明

    備考

    location_type

    フィーチャが参照レイヤー (入力) であるか、または候補レイヤー (検索) であるかを示す文字列です。

    simrank

    類似度の高低 パラメーター値として 最も類似する または 両方 を指定すると、すべての一致結果が、最も類似するものから最も類似しないものへの順にランク付けされます。 最も類似する一致結果は、ランク値が 1 になります。

    類似度の高低 パラメーター値として 最も類似する または 両方 を指定した場合にのみ、このフィールドは 出力フィーチャ に含められます。

    dissimrank

    類似度の高低 パラメーター値として 最も類似しない または 両方 を指定すると、すべての一致結果が、最も類似しないものから最も類似するものへの順にランク付けされます。 最も類似しない一致結果は、ランク値が 1 になります。

    類似度の高低 パラメーター値として 最も類似しない または 両方 を指定した場合にのみ、このフィールドは 出力フィーチャ に含められます。

    simindex

    このフィールドは、それぞれの一致結果がターゲット フィーチャにどれだけ類似しているかを定量化します。 照合方法 パラメーター値に 属性値 を指定した場合、この値は二乗差の合計になります。

    この指標の計算方法の詳細については、類似検索の仕組みをご参照ください。

    照合方法 パラメーター値として 属性値 を指定した場合にのみ、このフィールドは 出力フィーチャ に含められます。

    cosimindex

    このフィールドは、それぞれの一致結果がターゲット フィーチャにどれだけ類似しているかを定量化します。 照合方法 パラメーター値に 属性プロファイル を指定した場合、この値はコサイン類似度を表します。

    この指標の計算方法の詳細については、類似検索の仕組みをご参照ください。

    照合方法 パラメーター値として 属性プロファイル を指定した場合にのみ、このフィールドは 出力フィーチャ に含められます。

    labelrank

    このフィールドは、表示のためにのみ使用されます。 このツールは、このフィールドを使用して解析結果のデフォルトのレンダリングを提供します。

    reference_id

    参照フィーチャの一意の ID 値。 検索フィーチャには NULL 値が割り当てられます。

    このフィールドは、ArcGIS Enterprise 10.6.1 以降で使用できます。

    search_id

    検索フィーチャの一意の ID 値。 参照フィーチャには NULL 値が割り当てられます。

    このフィールドは、ArcGIS Enterprise 10.6.1 以降で使用できます。

  • 出力は自動的にコンテンツ ウィンドウに追加され、labelrank フィールドにはデフォルトのレンダリングが適用されます。

  • 次の操作の 1 つ以上を行うと、類似フィーチャの検索 ツールのパフォーマンスを向上できます。

    • 対象データのみが解析されるように、範囲環境を設定します。

    • 参照レイヤーの数個のフィーチャのみを選択します。

    • 解析が実行されている場所に対してローカルなデータを使用します。

  • このジオプロセシング ツールは、ArcGIS GeoAnalytics Server によって駆動されます。 解析は GeoAnalytics Server 上で行われ、結果は ArcGIS Enterprise のコンテンツに保存されます。

  • GeoAnalytics Server ツールを実行するとき、解析は GeoAnalytics Server 上で行われます。 最適なパフォーマンスを得るには、ArcGIS Enterprise ポータルでホストされているフィーチャ レイヤーか、ビッグ データ ファイル共有を通じて、データを GeoAnalytics Server から利用可能にします。 GeoAnalytics Server のローカルにないデータは、解析が開始する前に GeoAnalytics Server に移動されます。 このため、ツールの実行時間が長くなり、場合によっては ArcGIS Pro から GeoAnalytics Server にデータを移動できないこともあります。 エラーの閾値はネットワークの速度や、データのサイズや複雑さに左右されます。 データを必ず共有するか、ビッグ データ ファイル共有を作成することをおすすめします。

    データをポータルで共有する方法の詳細

    Server Manager を使用してビッグ データ ファイル共有を作成する方法の詳細

  • ArcGIS Pro で空間統計ツールボックスの類似検索ツールを使用して、類似分析を実行することもできます。

パラメーター

ラベル 説明 データ タイプ

入力レイヤー

照合するフィーチャを含む参照レイヤー (またはレイヤーの選択セット)。 ツールは、これらのフィーチャに類似する他のフィーチャを検索します。 複数のフィーチャを指定すると、属性の平均に基づいて照合が行われます。

Record Set

検索レイヤー

照合する候補フィーチャを含む候補レイヤー (またはレイヤーの選択セット)。 このツールは、入力レイヤー パラメーター値に最も類似する (または最も類似しない) フィーチャを、これらの候補の中から検索します。

Record Set

出力名

出力フィーチャクラスの名前。 出力フィーチャクラスには、各 入力レイヤー パラメーター値、および見つかったすべての一致結果フィーチャに対応したレコードが含まれます。

String

分析フィールド

照合基準を表す数値属性の一覧。

String

類似度の高低

検出されるフィーチャが 入力レイヤー パラメーター値に最も類似するか、最も類似しないかを指定します。

  • 最も類似する最も類似するフィーチャが検出されます。

  • 最も類似しない最も類似しないフィーチャが検出されます。

  • 両方最も類似するフィーチャと最も類似しないフィーチャの両方が検出されます。

String

照合方法

類似度と相違度の照合を値またはコサイン関係のいずれに基づいて行うか指定します。

  • 属性値類似度または相違度は、すべての 分析フィールド 属性の標準化した属性値の差の二乗和に基づきます。

  • 属性プロファイル類似度または相違度は、すべての 分析フィールド 属性のコサイン類似度の関数として計算されます。

String

結果の数

検索する一致結果の数。 0 または 検索レイヤー フィーチャの合計数より大きい数字を入力すると、すべての候補フィーチャのランキングが返されます (最大値は 10,000)。

Long

アペンド フィールド

(オプション)

出力に含まれるオプションの属性の一覧。 たとえば、名前識別子、カテゴリー フィールド、日付フィールドなどを含めることができます。 これらのフィールドは類似度を判断するために使用されるものではなく、参照用として出力パラメーター属性に含められます。 デフォルトでは、フィールドは追加されません。

Field

データ ストア

(オプション)

出力が格納される ArcGIS Data Store を指定します。 ビッグ データ ストアに格納されたすべての結果は、WGS84 で保存されます。 リレーショナル データ ストアに格納された結果は、それらの座標系を維持します。

  • 時空間ビッグ データ ストア出力がビッグ データ ストアに格納されます。 これがデフォルトです。

  • リレーショナル データ ストア出力がリレーショナル データ ストアに格納されます。

String

派生した出力

ラベル 説明 データ タイプ

出力フィーチャクラス

入力のフィーチャおよび見つかったすべての一致結果フィーチャに対応したフィーチャ。

Record Set

環境

出力座標系, 範囲, 現在のワークスペース

特殊なケース

出力座標系

The coordinate system that will be used for analysis. Analysis will be completed in the input coordinate system unless specified by this parameter. For GeoAnalytics Tools, final results will be stored in the spatiotemporal data store in WGS84.

ライセンス情報

  • Basic: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要
  • Standard: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要
  • Advanced: ArcGIS GeoAnalytics Server が必要