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ArcGIS Data Pipelines Server のサイレント インストール

ArcGIS Data Pipelines Server は、インストール ウィザードまたはコマンド プロンプトを使用してインストールできます。 インストール ウィザードの使用手順については、「インストール ウィザードを使用した ArcGIS Data Pipelines Server のインストール」をご参照ください。

ArcGIS Data Pipelines Server がインストールされているコンピューターごとに、認証ファイルが必要です。 推奨される登録方法は、セットアップのインストール後に表示されるソフトウェア認証ウィザードを使用することです。または、ArcGIS Enterprise 12.0 Beta Features Early Adopter Community にアクセスして、認証ファイルを取得してから、ソフトウェアをインストールすることもできます。

ArcGIS Data Pipelines Server のインストールの準備

ArcGIS Data Pipelines Server をインストールする前に、次の手順を実行します:

  1. 使用しているコンピューターが ArcGIS Data Pipelines Server のシステム要件を満たしていることを確認します。

  2. ソフトウェアのインストーラーおよび認証ファイルを取得します。

  3. ArcGIS Data Pipelines Server アカウントの Windows アカウントを作成します

    これは、ArcGIS Data Pipelines Server の実行アカウントになります。 ここではドメイン アカウントを使用することをおすすめします。そのためには、IT 部門から要求してもらう必要があるかもしれません。 ローカルの Windows アカウントを使用する場合は、インストール ウィザードでアカウントを作成できます。 configureserviceaccount.bat コマンド ライン ツールを使用して、gMSA で実行されるように ArcGIS Data Pipelines Server サービスを構成できます。

これらの手順を完了したら、以下で説明するコマンド ラインでのインストールを開始します。

インストールのコマンド ライン パラメーター

コマンド ライン ユーティリティーを使用して ArcGIS Data Pipelines Server をインストールする場合、次のパラメーターを使用できます:

  • -m; --mode - (オプション) インストール モード オプションは silent または GUI です。 デフォルトは GUI です。

  • -l; --license-agreement - サイレント モードに必要です。 オプションは、yes または no です。 yes は、Esri マスター契約を読み、同意したことを意味します。 いつでも使用許諾契約書を確認できます。

  • -a; --authorization-file - (オプション) Esri が提供する認証ファイルまたはプロビジョニング ファイルの絶対ファイル パス。 このオプションを使用しない場合は、インストール後にソフトウェアを認証する必要があります。

  • -d; --directory - このパラメーターを使用して、ArcGIS Data Pipelines Server のインストール場所をデフォルトの場所から変更します。 デフォルトでは、ArcGIS Data Pipelines Server は ${HOME} ディレクトリーにインストールされます。 パス /arcgis/datapipelines/ はインストール ディレクトリーにアペンドされます。

  • -v; --verbose - (オプション) インストーラーを冗長モードで実行します。

  • -h; --help - コマンド ライン ヘルプを表示して、終了します。

  • -e; --examples - 各オプションの使用例を表示し、終了します。

  • ACCEPTEULA - このパラメーターは、サイレント インストール時にエンド ユーザー使用許諾契約書に同意するために必要です。 EULA に同意してソフトウェアをインストールするには、yes を指定します。 no を指定するか、このパラメーターを省略すると、インストールが失敗します。 PDF バージョンのエンド ユーザー使用許諾契約書 (EULA) がダウンロードに含まれています。 EULA.pdf\Documentation フォルダーにあります。

  • INSTALLDIR - INSTALLDIR パラメーターを使用して、ArcGIS Data Pipelines Server のインストール場所をデフォルトの場所から変更します。 デフォルトでは、ArcGIS Data Pipelines Server は C:\Program Files\ArcGIS\DataPipelines\ にインストールされます。

  • USER_NAME - アカウントは、ドメイン アカウントでもローカル アカウントでもかまいません。 ドメイン アカウントを使用する場合は、既存のアカウントから選択する必要があります。 ローカル アカウントを使用するときに既存のローカル アカウントがない場合は、自動的に作成されます。 無効なアカウントである場合は、アカウントまたはパスワードが無効であることを示すメッセージがインストール中に表示されます。

  • PASSWORD - これは USER_NAME パラメーターに指定したアカウントのパスワードです。 無効なパスワードである場合は、アカウントまたはパスワードが無効であることを示すメッセージがインストール中に表示されます。

  • MSA - Managed Service アカウントを使用している場合は、このパラメーターを TRUE に設定します。 ドメイン上に、Managed Service アカウントが事前に存在する必要があります。 パスワードを含むローカル アカウントまたはドメイン アカウントでこのパラメーターを使用しないでください。 Managed Service アカウントでは PASSWORD パラメーターを使用しません。 デフォルトは FALSE です。

  • ACCOUNT - ファイルから認証情報をインポートする場合に、このパラメーターを使用します。 このパラメーターを UseConfigFile (大文字小文字を完全に一致させる) に設定し、CONFIGPATH パラメーターを使用して、インポートするファイルを指定します。

  • EXPORTCONFIG - このパラメーターを Yes に設定して、USER_NAME および PASSWORD パラメーターに設定したアカウント情報をサーバー構成ファイルにエクスポートします。 デフォルトは No です。

  • CONFIGPATH - このパラメーターは、構成ファイルをインポートまたはエクスポートするときに使用します。 サーバー構成ファイルの絶対パスと名前を、ファイル拡張子 .xml を含めて指定します。 ファイルを作成する場合は、指定した出力フォルダーがすでに存在している必要があります。 |

ArcGIS Data Pipelines Server アカウントを指定してインストーラーを実行するために使用できるパラメーターについては、以下をご参照ください。

Windows アカウントの構成

ソフトウェアのサイレント インストールを実行する場合は、ArcGIS Data Pipelines Server アカウントを構成する必要があります。 運用システムの場合は、ドメインまたは Active Directory に既存のアカウントを指定したうえで、組織のセキュリティー ポリシーに従うことを推奨します。

サイレント インストール中にコマンド ライン パラメーターで ArcGIS Data Pipelines Server アカウントを構成しなかった場合は、アカウントがローカル システム アカウントに自動的に設定されます。

以下の例に従って、インストール時にアカウントを構成します。

アカウント認証の直接的な引き渡し

次の例は、アカウント認証情報を直接渡す方法の概要を示しています:

  • ドメイン アカウントの使用:

    <path to the ArcGIS Data Pipelines Server setup download>\setup.exe /qb USER_NAME=mydomain\mydomainaccount PASSWORD=my.password

  • 新しいまたは既存のローカル アカウントの使用:

    <path to the ArcGIS Data Pipelines Server setup download>\setup.exe /qb USER_NAME=myaccount PASSWORD=my.password

  • Managed Service アカウントの使用:

    <path to the ArcGIS Data Pipelines Server setup download>\setup.exe /qb MSA=TRUE USER_NAME=mydomain\mymsa

サーバー構成ファイルからの認証情報のインポート

サーバー構成ファイルを使用して Windows アカウントの認証情報をインポートすることもできます。 ArcGIS Data Pipelines Server のインストール中にサーバー構成ファイルをエクスポートし、今後のインストールで使用することができます。 次の例は、既存のサーバー構成ファイルから認証情報をインポートする方法の概要を示しています:

<setup directory>\setup.exe /qb ACCOUNT=UseConfigFile CONFIGPATH=\\networkmachine\serverconfigs\standardaccount.xml

サーバー構成ファイルへの認証情報のエクスポート

現在の ArcGIS Data Pipelines Server のインストールで使用されているアカウント認証情報をエクスポートして、今後のインストールで利用することができます。 作成されるサーバー構成ファイルは、暗号化された XML ファイルです。

サーバー構成ファイルをネットワーク共有にエクスポートする場合、ArcGIS Data Pipelines Server がインストールされているコンピューター上のローカル システム アカウントには、そのネットワーク共有への書き込み権限がある必要があります。 たとえば、Turing というコンピューターに ArcGIS Data Pipelines Server をインストールしている場合、Turing のローカル システム アカウントに、ネットワーク共有への書き込み権限がある必要があります。 権限が設定されていないと、サーバー構成ファイルが正常に出力されない場合があります。

次の例は、認証情報をサーバー構成ファイルにエクスポートする方法の概要を示しています:

<setup directory>setup.exe /qb USER_NAME=mydomain\mydomainaccount PASSWORD=my.password1 EXPORTCONFIG=yes CONFIGPATH=\\networkmachine\serverconfigs\standardaccount.xml

コマンド ラインを使用したセットアップの実行

セットアップを実行するには、コマンド プロンプトを開き、setup.exe を含むディレクトリーに移動します。 次の例は、さまざまな構成を使用してセットアップを実行する方法の概要を示しています:

  • アカウントとインストール ディレクトリーを指定せずにインストールします:

    <setup directory>setup.exe /qb INSTALLDIR="C:\Program Files\MyDataPipelinesServerDirectory\" ACCEPTEULA=yes

  • ドメイン アカウントでインストールし、EULA に同意します:

    <setup directory>setup.exe /qb USER_NAME=mydomain\mydomainaccount PASSWORD=my.password1 ACCEPTEULA=yes

  • 新規または既存のローカルアカウントを使用してインストールし、インストール ディレクトリーを指定します:

    <setup directory>setup.exe /qb USER_NAME=myaccount PASSWORD=my.password1 ACCEPTEULA=yes

  • サーバー構成ファイルを使用してインストールします:

    <setup directory>\setup.exe /qb ACCOUNT=UseConfigFile CONFIGPATH=\\networkmachine\serverconfigs\standardaccount.xml ACCEPTEULA=yes

ユーザーが ArcGIS Data Pipelines Server インストール ディレクトリーに対する完全な権限を持っていることを確認します。 ArcGIS Data Pipelines Server のインストール時に指定したユーザー アカウントが、ソフトウェアの実行に使用するアカウントになります。

ArcGIS Data Pipelines Server のサイレント インストールを実行するには、次の手順を実行します:

  1. ArcGIS Data Pipelines Server を実行するユーザーとしてコマンド シェルを開きます。 ArcGIS Data Pipelines Server の tar.gz ファイルをダウンロードしたディレクトリーを参照します。

  2. 次のコマンドを使用して、tar.gz ファイルの圧縮を解除します:

    tar -xvzf ArcGIS_Data_Pipelines_Server_Linux_<version>.tar.gz

  3. ファイルの圧縮を解除したディレクトリーを参照して、<untar directory>/Documentation/EULA.pdf を参照します。 使用許諾契約書を読みます。

  4. このディレクトリーからサイレント セットアップを実行し、.prvc ファイルを使用して認証します。 たとえば、次の構文を使用して実行します:

    <untar directory>/Setup -m silent -l yes -a <full path to .prvc file>

使用例

セットアップを実行するには、コマンド プロンプトを開き、setup.exe を含むディレクトリーに移動します。 次の例は、さまざまな構成を使用してセットアップを実行する方法の概要を示しています:

  • サイレント インストールを実行し、使用許諾契約書に同意して、ライセンス ファイルを指定します:

    Setup --mode silent --license-agreement yes --authorization-file /path/to/datapipelinesserver.ecp

  • カスタム ディレクトリーにインストールします:

    Setup -m silent -l yes -a /path/to/datapipelinesserver.ecp -d /path/to/install/datapipelines

  • ライセンス認証せずにインストールします:

    Setup -m silent -l yes

    インストール後にソフトウェアを認証する方法については、「ソフトウェアの認証」をご参照ください。

ソフトウェアの認証

インストールが完了した後に、ソフトウェア認証ウィザードを使用して ArcGIS Data Pipelines Server のインスタンスを認証するか、ソフトウェアのサイレント認証を実行することができます。

ソフトウェアのサイレント認証を実行するには、次の構文で SoftwareAuthorization.exe を実行し、ArcGIS Data Pipelines Server のサイレント認証を実行します。 すべての完全なユーザー情報を認証ファイルまたはプロビジョニング ファイルに含めてから、このファイルを実行する必要があります。

.prvc または .ecp 認証ファイルを入手している場合は、次のコマンドを実行します:

<ArcGIS Data Pipelines Server installation>\tools\SoftwareAuthorization\SoftwareAuthorization.exe /S /Ver <version number> /LIF <full path of authorization file, including name and extension>

インストール中にソフトウェアを認証しなかった場合、次の構文を使用してソフトウェア認証を実行し、ArcGIS Data Pipelines Server のサイレント認証を実行します。 すべての完全なユーザー情報を認証ファイルまたはプロビジョニング ファイルに含めてから、このファイルを実行する必要があります。

<ArcGIS Data Pipelines Server install directory>/tools/authorizeSoftware -f <full path to the .ecp file>

次のコマンドを実行して、認証用のすべてのオプションを表示します。

<ArcGIS Data Pipelines Server install directory>/tools/authorizeSoftware --help

オフライン環境での認証

次の手順に従ってプロビジョニング (.prvc) ファイルを使用し、非接続環境で ArcGIS Data Pipelines Server を認証できます:

  1. ArcGIS Data Pipelines Server のインストールが完了したら、次のコマンドを実行します:

    <ArcGIS Data Pipelines Server install directory>\tools\SoftwareAuthorization\SoftwareAuthorization.exe /S /LIF <full path to the .prvc file> /O <full path to authorization file output>

  2. 認証情報ファイル出力が作成されたら、次のいずれかを実行します:

    • Esri のセルフ サービス サイトを参照します。 画面上の指示に従って、認証情報ファイルをアップロードしてから、.ecp 認証ファイルをダウンロードします。

    • 認証情報ファイルを電子メールで authorize@esri.com に送信します。Esri から .ecp 認証ファイルが返信されます。

  3. 上記のいずれかの方法を使用して .ecp 認証ファイルを取得したら、authorizeSoftware スクリプトをもう一度実行してファイルを処理し、サーバーの認証プロセスを完了します:

    <ArcGIS Data Pipelines Server install directory>\tools\SoftwareAuthorization\SoftwareAuthorization.exe /LIF <full path to the .ecp file>

次の手順に従ってプロビジョニング (.prvc) ファイルを使用し、非接続環境で ArcGIS Data Pipelines Server を認証できます:

  1. ArcGIS Data Pipelines Server のインストールが完了したら、次のコマンドを実行します:

    <ArcGIS Data Pipelines Server install directory>/tools/authorizeSoftware -f <full path to the .prvc file> -e <email address> -o <full path to authorization file output>

  2. 認証情報ファイル出力が作成されたら、次のいずれかを実行します:

    • Esri のセルフ サービス サイトを参照します。 画面上の指示に従って、認証情報ファイルをアップロードしてから、.ecp 認証ファイルをダウンロードします。

    • 認証情報ファイルを電子メールで authorize@esri.com に送信します。Esri から .ecp 認証ファイルが返信されます。

  3. 上記のいずれかの方法を使用して .ecp 認証ファイルを取得したら、authorizeSoftware スクリプトをもう一度実行してファイルを処理し、サーバーの認証プロセスを完了します:

    <ArcGIS Data Pipelines Server install directory>/tools/authorizeSoftware/tools/authorizeSoftware -f <full path to the .ecp file>

ArcGIS Data Pipelines Server がインストールされているコンピューターごとに認証が必要です。 インストールごとにこのプロセスを繰り返します。

ソフトウェアを認証したら、ArcGIS Data Pipelines Server サイトを作成します。 これを実行するには、インストール ウィザードを使用するか、createsite コマンド ライン ユーティリティー を使用します。 createsite ユーティリティーをサイレント インストールと共に使用して、ArcGIS Data Pipelines Server のインストールを完全に自動化することができます。

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