水域ポリゴンの単純化 (カートグラフィ ツール)
サマリー
単純化幅に基づいて、水域ポリゴンを中心線まで単純化するか部分的に単純化します。
図

使用法
このツールは小縮尺でラインとして表現するのに適切なフィーチャを単純化するのに最適化されています。 単純化幅を変えながら、複数回このツールを実行して、縮尺に応じた出力を生成することができます。 入力接続水域ライン フィーチャと交差していないと、小型の入力ポリゴン フィーチャは予期しない中心線を生成する場合があります。
ツールのパフォーマンスはデータのクリーンさに左右されます。 入力ポリゴン フィーチャが重なっていたり、入力ラインとポリゴン間の水域ネットワークが切断されていたりすると、予期しない結果になる場合があります。
入力ポリゴンにホールかアイランドがあると、ホールの周囲で分岐する中心線が出力されます。 これを回避するには、このツールの実行前に ポリゴン パートの削除 ツールを使用して、入力ポリゴンからホールを削除します。
大きな水域データセットを処理する場合は、メモリの制限を超えることがあります。 このような場合は、カートグラフィック パーティション環境設定 で、関連するポリゴン フィーチャクラスを特定することによって、パーティション単位で入力データを処理してください。 パーティションの境界によって定義されたデータの一部が順次処理されます。
すべてのパーティションが処理されると、ラインとポリゴン フィーチャクラス出力が同時に生成されます。
パーティショニングが処理時間に与える影響を軽減するため、使用可能なシステム メモリの容量に基づいてパーティションの総数を最小限にします。 詳細については、「パーティションを使用した大きなデータセットのジェネラライズ」をご参照ください。
各入力ポリゴン フィーチャが大きいと処理に時間がかかる場合があります。このツールの実行前に入力ポリゴンをディゾルブしないでください。 最初にポリゴンをディゾルブする必要がある場合は 隣接入力ポリゴンをマージ パラメーターをオンにします。 このパラメーターを使用すると、水域ネットワークの正しい接続性を維持しながら、大きなポリゴンを作成することなく入力ポリゴンがツールによってマージされます。 出力ラインは元の入力ポリゴン境界で分割されます。
入力ポリゴンが非常に大きい場合、処理時間短縮のため、フィーチャの分割 ツールを使用して入力ポリゴンを小さなフィーチャに分割する必要がある場合があります。 パフォーマンスを向上させるには、ポリゴンの単純化 ツールを使用して頂点数を削減します。
単純化幅の値が 0 より大きい距離に設定されている場合、出力ポリゴン フィーチャクラスを指定する必要があります。 単純化幅より幅が広いポリゴンが出力ポリゴンに含まれます。 ポリゴンの一部だけが単純化幅の値より小さい場合、ポリゴンの一部が単純化される場合があります。 単純化幅の値より長いものも含めて、すべての入力ポリゴンに対して出力ラインが作成されます。 単純化幅の値が 0 の場合、すべての入力ポリゴンが完全に単純化され、出力ポリゴン フィーチャクラスは生成されません。
出力ライン フィーチャクラスには
COLLAPSEDフィールドが含まれます。 単純化されなかったポリゴンに対応するための値 0、および単純化されたポリゴンのための値 1 がこのフィールドには含まれています。単純化幅の値が 0 より大きい距離に設定されている場合、部分的に単純化されているポリゴンでの変動を回避するために、単純化幅の許容値 (%) パラメーターと 最小長 パラメーターを使用します。 河川ポリゴンの長さにかかわらず、部分的に単純化されると変動が発生し、1 つの河川ラインによって連続して接続された小さな湖ポリゴンが生成されます。 部分的に単純化されているポリゴンのセクションのうち、単純化幅の許容値に収まっているものが解析され、ポリゴン フィーチャのその部分を単純化するかどうかを決定する際に周囲のコンテキストが考慮されます。 解析するポリゴンの一部が最小長の値より短い場合、変動を防ぐために単純化幅が無視される場合があります。 最小長はポリゴン用に作成される中心線の長さに基づいています。
出力ラインがある接続点で、部分的に単純化されているポリゴンがテーパ―処理され、単純化されているポリゴンとそうでないポリゴンの間にスムーズに移行されます。 各テーパー長は テーパー長の割合 パラメーターで制御されます。このパラメーターはテーパー位置にある部分的に単純化されたポリゴンの幅の割合にテーパー長を設定します。 テーパー長の割合の値が 0 の場合、テーパー処理が一切行われません。
出力ライン フィーチャクラスには、それらを作成するために使用されたフィーチャの ID が設定されている属性フィールドがあります。 必要に応じて、これらの値を使用して出力フィーチャを対応する入力に結合します。
InPoly_ID—出力ライン フィーチャを作成するのに使用されるポリゴンを含むポリゴン フィーチャクラスの入力順を表す数字。InPoly_ID値を入力フィーチャクラスの名前にリンクする、<out_line_feature_class>_InPoly_DecodeIDというテーブルが出力場所に保存されます。 フィーチャ データセットで出力場所が指定されている場合、ジオデータベース レベルで 1 つ上のレベルにテーブルが作成されます。InPoly_FID—出力ラインを作成するのに使用される、入力ポリゴン フィーチャのOBJECTID値。InLine_ID—出力ライン フィーチャに接続されているフィーチャを含む入力接続水域ライン フィーチャクラスの入力順を表す数字。InLine_ID値を入力フィーチャクラスの名前にリンクする、<out_line_feature_class>_InLine_DecodeIDというテーブルが出力場所に保存されます。 フィーチャ データセットで出力場所が指定されている場合、ジオデータベース レベルで 1 つ上のレベルにテーブルが作成されます。InLine_FID—出力ライン フィーチャに接続されている入力接続水域ライン フィーチャのOBJECTID値。 出力ライン フィーチャに接続されている接続水域ライン フィーチャがない場合、この値は -1 に設定されます。
フィーチャクラスおよびこれらを作成するために使用されるフィーチャの ID が設定されている
InPoly_ID属性とInPolyFID属性も出力ポリゴンには含まれます。 1 つの出力フィーチャを作成するために複数の入力接続ラインが使用された場合、各属性で記録される ID 番号は 1 つだけです。対応する入力ポリゴン フィーチャの幅に関する情報を記録する、以下に示すフィールド属性が出力ライン フィーチャに含まれます。 幅は、出力の空間参照の距離単位で計測されます。
MIN_WIDTH—出力ラインに沿ったポリゴンの最小幅MAX_WIDTH—出力ラインに沿ったポリゴンの最大幅AVG_WIDTH—出力ラインに沿ったポリゴンの平均幅
出力ライン フィーチャは、ポリゴン境界が複数のポリゴン フィーチャ間で共有されている場合を除き、入力接続ライン フィーチャが入力ポリゴン フィーチャの外側境界に接している位置に接続します。
パラメーター
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
|
入力水域ポリゴン フィーチャ |
水域ポリゴンを含む 1 つ以上のフィーチャ レイヤー。 |
Feature Layer |
|
出力ライン フィーチャクラス |
単純化されたポリゴンの中心線を含むライン フィーチャクラス。 単純化されていないものも含めて、すべての入力ポリゴンの中心線が含まれます。 中心線フィーチャが単純化されたポリゴンを表すかどうかを指定する |
Feature Class |
|
隣接入力ポリゴンをマージ (オプション) |
中心線を計算する前に隣接入力ポリゴンをマージするかどうかを指定します。
|
Boolean |
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接続水域ライン フィーチャ (オプション) |
単純化される入力水域ポリゴンに接続する入力水域ライン フィーチャ。 これらの接続を維持するためにライン フィーチャが作成されます。 |
Feature Layer |
|
単純化幅 (オプション) |
単純化で考慮される、入力水域ポリゴンの閾値幅。 指定した幅を下回るすべてのポリゴンが単純化されます。 デフォルト値は 0 で、すべてのフィーチャが単純化されます。 |
Linear Unit |
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単純化幅の許容値 (%) (オプション) |
フィーチャが解析され、フィーチャを単純化するかどうかを決定する際に周囲のコンテキストが考慮される許容値。 これは単純化内の変動を最小限にするためです。 デフォルト値は 20 パーセントです。 単純化幅 パラメーター値が指定されている場合のみ、このパラメーターが適用されます。 |
Double |
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最小長 (オプション) |
出力ポリゴン フィーチャクラスで保持されるポリゴンで必要な最小長。 最小長はポリゴン用に作成される中心線の長さに基づいています。 ポリゴンの中心線が単純化幅より長く、最小長より短い場合、出力ポリゴン フィーチャクラスにはポリゴンが含まれません。 デフォルト値は 0 です。 単純化幅 パラメーター値が指定されている場合のみ、このパラメーターが適用されます。 |
Linear Unit |
|
テーパ―長の割合 (オプション) |
出力ポリゴン フィーチャクラスと出力ライン フィーチャクラスのポリゴンの間の接続の長さがテーパ―処理されます。 このパラメーターでは、テーパー処理の長さを接続位置の幅の割合として指定します。 テーパ―長の割合の値が 0 の場合、テーパ―処理は行われません。 デフォルト値は 50 です。 単純化幅 パラメーター値が指定されている場合のみ、このパラメーターが適用されます。 |
Double |
|
出力ポリゴン フィーチャクラス (オプション) |
入力水域ポリゴンの単純化されない部分を含むポリゴン フィーチャクラス。 単純化幅 パラメーター値が指定されている場合のみ、このパラメーターが適用されます。 |
Feature Class |
派生した出力
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
|
InPoly Decode ID テーブル |
入力水域ポリゴン フィーチャの名前に |
Table |
|
InLine Decode ID テーブル |
接続水域ライン フィーチャの名前に |
Table |
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: いいえ
- Advanced: はい