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カーネル密度比の計算 (Spatial Analyst ツール)

サマリー

2 つの入力フィーチャ データセットを使用して、空間的な相対リスク サーフェスを計算します。 比率の分子は犯罪数や患者数などのケースを表し、分母は総人口などのコントロールを表します。

使用法

  • このツールは、カーネル密度 ツールと同じ計算を使用して、密度サーフェスを作成します。 カーネル密度 ツールと カーネル密度比の計算 ツールの出力は同じように見えますが、カーネル密度比の計算 ツールの出力は正規化されるため、比例値が表示されます。 カーネル密度 ツールの出力は正規化されません。 密度比は、解析する現象が総人口などのコントロールを必要とする場合に使用します。

    個々の密度サーフェスは、比率の計算前に カーネル密度 ツールで計算されます。

  • 母集団フィールドの値が非常に大きいか非常に小さいと、不自然に見える結果が生成されることがあります。 母集団フィールドの平均が 1 よりもはるかに大きい場合 (たとえば、都市の人口)、デフォルトの検索範囲が非常に小さくなることがあり、その結果、入力値の周囲のリングが小さくなります。 母集団フィールドの平均が 1 よりも非常に小さい場合、計算された検索範囲が不当に大きく見えることがあります。 このような場合は、独自の検索範囲を指定できます。

  • 出力セル サイズ パラメーターは、数値で定義するか、既存のラスター データセットから取得することができます。 セル サイズがパラメーター値として明示的に指定されていない場合、セル サイズ環境が指定されていれば、そこから取得されます。 パラメーターのセル サイズまたは環境のセル サイズは指定されていないが、スナップ対象ラスター環境が設定されている場合、スナップ対象ラスターのセル サイズが使用されます。 何も指定されていない場合、セル サイズは範囲の幅および高さのうち小さい方を 250 で割った値で計算されます (範囲が環境で指定された出力座標系に存在する場合)。

  • 数値を使用してセル サイズを指定した場合、出力ラスターではそれが直接使用されます。

    ラスター データセットを使用してセル サイズを指定した場合、パラメーターにはセル サイズの値ではなく、ラスター データセットのパスが表示されます。 データセットの空間参照が出力空間参照と同じであれば、そのラスター データセットのセル サイズが解析で直接使用されます。 データセットの空間参照が出力空間参照と異なる場合、指定した セル サイズ投影法 の値に基づいて投影されます。

  • 検索範囲の値が大きいほど、より滑らかで単純化された密度のラスターが作成されます。 値が小さいほど、詳細を示すラスターが作成されます。

  • The default search radius is calculated based on the spatial configuration and number of input points. This approach corrects spatial outliers—他の入力ポイントから非常に離れた入力ポイント - 検索範囲が不当に大きくならないようにします。

  • 出力のセル値 (Python では out_cell_values) パラメーターは、出力ラスターの値が表す内容を指定します。 密度 を選択した場合、値は、各セルの単位面積あたりのカーネル密度の値を表します。 予測数 を選択すると、セル面積あたりのカーネル密度の値を表します。 密度の値からこの数を計算する式は、カウント = 密度 × 面積です。

  • 正しい距離と面積を正確に維持する投影を使用してローカル エリアで解析を実行する場合は、方法 (Python では method) パラメーターの 平面 オプションが適しています。 地域的な縮尺または大縮尺で (たとえば、Web メルカトルや任意の地理座標系を使用して) 解析を実行する場合は、測地線 オプションが適しています。 この方法では、楕円体の曲率を考慮して、極と日付変更線の近くのデータを正確に処理します。

  • 密度の計算時、近傍内にあるポイントまたはラインの一部だけが考慮されます。 特定のセルの近傍内でポイントまたはラインが選択されないと、そのセルには NoData が割り当てられます。

  • NULL 値をサポートするデータ形式 (ファイル ジオデータベース フィーチャクラスなど) では、入力として使用された NULL 値は無視されます。

  • 分母として使用する入力ポイントまたはポリライン フィーチャ (Python では in_features_denominator) のフィーチャがゼロの場合は、そのフィーチャの検索範囲内の出力結果が NoData になります。

  • デフォルトの出力座標系は 分子として使用する入力ポイントまたはポリライン フィーチャ (Python では in_features_numerator) に基づいています。

    分子の検索範囲 (Python では search_radius_numerator) と 分母の検索範囲 (Python では search_radius_denominator) のデフォルト値は、分子として使用する入力ポイントまたはポリライン フィーチャ の出力座標系の距離単位に基づいています。 出力座標系環境設定を使用すると、分子の検索範囲 パラメーターと 分母の検索範囲 パラメーターの値は出力座標系環境設定の距離単位に基づきます。

    デフォルトの解析範囲は、分子として使用する入力ポイントまたはポリライン フィーチャ分母として使用する入力ポイントまたはポリライン フィーチャ の値の共通範囲になります。

  • このツールに適用されるジオプロセシング環境の詳細については、解析環境と Spatial Analyst をご参照ください。

  • 参考文献:

    Silverman, B. W. Density Estimation for Statistics and Data Analysis. New York: Chapman and Hall, 1986.

パラメーター

ラベル 説明 データ タイプ

分子として使用する入力ポイントまたはポリライン フィーチャ

密度を計算するケースの入力フィーチャ (ポイントまたはライン)。

Feature Layer

分母として使用する入力ポイントまたはポリライン フィーチャ

密度を計算するコントロールの入力フィーチャ (ポイントまたはライン)。

Feature Layer

分子の母集団フィールド

各フィーチャの母集団値を示すフィールド。 母集団フィールドは、連続サーフェスを作成する地形上に分散する個数や数量です。

アイテムや特殊な値を使用せず、各フィーチャを 1 回だけカウントする場合は、OID または FID を使用します。

母集団フィールドの値は、整数値または浮動小数点値です。

入力フィーチャに z 値がある場合は、Shape フィールドを使用できます。

Field

分母の母集団フィールド

各フィーチャの母集団値を示すフィールド。 母集団フィールドは、連続サーフェスを作成する地形上に分散する個数や数量です。

アイテムや特殊な値を使用せず、各フィーチャを 1 回だけカウントする場合は、OID または FID を使用します。

母集団フィールドの値は、整数値または浮動小数点値です。

入力フィーチャに z 値がある場合は、Shape フィールドを使用できます。

Field

出力セル サイズ

(オプション)

作成される出力ラスターのセル サイズ。

このパラメーターは、数値で定義するか、既存のラスター データセットから取得することができます。 セル サイズがパラメーター値として明示的に指定されていない場合、環境セル サイズの値が指定されていれば、それが使用されます。そうでない場合、その他のルールを使用してその他の入力から計算されます。 詳細については、使用法セクションをご参照ください。

Analysis Cell Size

分子の検索範囲

(オプション)

密度の計算対象となる検索範囲。 単位は、出力空間参照の投影法の距離単位に基づきます。

たとえば、単位がメートルの場合、1 マイル近傍内のフィーチャをすべて含めるには、検索範囲を 1609.344 に設定します (1 マイル = 1609.344 メートル)。

デフォルトの検索範囲は、Silverman's Rule-of-thumb (Silverman、1986) の空間バリアントを使用し、入力データセットに限定して計算されます。Silverman's Rule-of-thumb は、空間的な外れ値 (残りのポイントから遠く離れたポイント) に対して十分に堅牢です。 アルゴリズムの説明については、使用上のヒントをご参照ください。

Double

分母の検索範囲

(オプション)

密度の計算対象となる検索範囲。 単位は、出力空間参照の投影法の距離単位に基づきます。

たとえば、単位がメートルの場合、1 マイル近傍内のフィーチャをすべて含めるには、検索範囲を 1609.344 に設定します (1 マイル = 1609.344 メートル)。

デフォルトの検索範囲は、Silverman's Rule-of-thumb (Silverman、1986) の空間バリアントを使用し、入力データセットに限定して計算されます。Silverman's Rule-of-thumb は、空間的な外れ値 (残りのポイントから遠く離れたポイント) に対して十分に堅牢です。 アルゴリズムの説明については、使用上のヒントをご参照ください。

Double

出力のセル値

(オプション)

出力ラスターの値が表す内容を指定します。

セル値は指定されたセル サイズにリンクされているため、結果ラスターを別のセル サイズにリサンプリングすることはできません。

  • 密度出力ラスター値は、各セルの単位面積あたりで算出された密度の値を表します。 これがデフォルトです。

  • 予測数出力ラスター値は、セル面積あたりで算出された密度の値を表します。

String

方法

(オプション)

平面地球 (平面) を使用するか楕円体 (測地線) 距離の最短経路を使用するかを指定します。

測地線方法は、入力フィーチャとしてポイントのみをサポートします。

  • 平面フィーチャ間の平面距離が使用されます。 これがデフォルトです。

  • 測地線フィーチャ間の測地距離が使用されます。

String

分子の入力バリア フィーチャ

(オプション)

バリアを定義するデータセット。

バリアはポリラインまたはポリゴン フィーチャのフィーチャ レイヤーです。

Feature Layer

分母の入力バリア フィーチャ

(オプション)

バリアを定義するデータセット。

バリアはポリラインまたはポリゴン フィーチャのフィーチャ レイヤーです。

Feature Layer

戻り値

ラベル 説明 データ タイプ

出力ラスター

出力カーネル密度ラスター。

常に浮動小数点ラスターです。

Raster

環境

自動コミット, セル サイズ, セル サイズ投影法, 現在のワークスペース, 範囲, 地理座標系変換, マスク, 出力データのコンフィグレーション キーワード, 出力座標系, 並列処理ファクター, スクラッチ ワークスペース, スナップ対象ラスター, タイル サイズ

ライセンス情報

  • Basic: Spatial Analyst が必要
  • Standard: Spatial Analyst が必要
  • Advanced: Spatial Analyst が必要