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多次元主成分分析 (Image Analyst ツール)

サマリー

多次元ラスターを主成分、負荷量、および固有値に変換します。 このツールは、データの分散を説明できる数まで成分を減らし、データをこれらの成分に変換して、空間パターンと時間パターンを簡単に特定できるようにします。

使用法

  • 固有値の出力 テーブルで分散の固有値および累積率を使用して、必須情報を失うことなくデータを定義するのに必要な主成分の数を設定します。

    固有値テーブル

    上記の例では、最初の成分に分散の 72.51 パーセントが示されています。 分散の 95 パーセントの値に到達するためには、最初の 5 つの成分を選択します。

  • モード パラメーターの ディメンションの削減 オプションでは、データを一連の画像として解析します。 主要なフィーチャとパターンを収集する一連の画像にデータを変換して削減します。 主成分は、マルチバンド データセットとして格納されるラスター セットです。

  • モード パラメーターの 空間の削減 オプションでは、データを一連のピクセル時系列として解析します。 主要な時間パターンと、関連付けられたこれらの時間パターンの空間位置を検索します。 主成分は、テーブルに格納される 1 次元配列のセットです。

  • 荷重、主成分、固有値を解析し理解するためのチャートが出力レイヤーに自動的に作成されます。

  • 主成分の数 パラメーターには、出力に含まれるバンドの数を指定します。 必要以上に大きいラスターが出力されないようにするには、成分の適切なパーセンテージまたは数を指定します。 通常は、最初のいくつかの成分がデータ内の分散のほとんどを占めます。

パラメーター

ラベル 説明 データ タイプ

入力多次元ラスター

入力多次元ラスター。

このツールでは、1 つのディメンションに沿ったデータ (時系列ラスターなど) または非時間ディメンション [X, Y, Z] で定義されたデータ キューブが処理されます。 入力変数に深さや時間などの複数のディメンションが含まれている場合、デフォルトでは最初のディメンションの値が使用されます。

多次元ラスター レイヤーの作成 ツールまたは 多次元ラスターのサブセット ツールを使用すると、必要に応じて多次元データを再定義できます。たとえば、多次元データを 1 次元の 1 つのデータセット内に構成できます。

Raster Dataset; Mosaic Dataset; Raster Layer; Mosaic Layer; Image Service; File

モード

主成分分析の実行に使用する方法を指定します。

  • ディメンションの削減入力時系列データは一連の画像として処理されます。 時系列で頻度の高いパターンを抽出する主成分が計算されます。 これがデフォルトです。

  • 空間の削減入力時系列データは一連のピクセルとして処理されます。 時系列で頻度の高いパターンおよび位置を抽出する主成分が、テーブルに格納された 1 次元配列の集合として計算されます。

String

ディメンション

主成分の処理に使用するディメンション名。

String

主成分の出力

出力ラスター データセットの名前。

モード パラメーターが ディメンションの削減 として指定されている場合、コンポーネントをバンドとして含むマルチバンド ラスターが出力されます。 最初のバンドは固有値が最も大きい第 1 主成分、2 つ目のバンドは固有値が 2 番目に大きい主成分となり、以降も同様です。 出力は、CRF ファイル形式 (.crf) で、多次元情報を保持しています。

モード パラメーターが 空間の削減 として指定されている場合、主成分を表す一連の時系列データを含むテーブルが出力されます。

Raster Dataset; Table

荷重の出力

主成分分析に関与する出力荷重データ。

モード パラメーターが ディメンションの削減 として指定されている場合、各入力ラスターで主成分に関与する加重を含むテーブルが出力されます。 これらのウェイトは、入力データと出力主成分の相関を定義します。 .csv ファイル拡張子を使用して、荷重をカンマ区切り値ファイルとして出力します。

モード パラメーターが 空間の削減 として指定されている場合、主成分に関与する加重がピクセル値であるラスターが出力されます。 ピクセルの値が大きいほど、主成分との相関関係が強くなります。 ランダム再投影が適用されて計算の複雑さが軽減されるため、この出力に含まれるセル サイズが入力ラスターよりも大きくなる場合があります。

Table; Raster Dataset

固有値の出力

(オプション)

出力固有値テーブル。 固有値は、各成分の分散の割合を示す値です。 固有値は、データセットの表現に必要な主成分の数を定義するのに役立ちます。

Table

変数

(オプション)

計算で使用される入力多次元ラスターの変数。 入力ラスターが多次元であり、変数が指定されていない場合は、デフォルトで最初の変数だけが解析されます。

たとえば、温度の値が最高であった年を検索するには、解析対象の変数として温度を指定します。 変数を指定せず、変数として温度と降雨量の両方がある場合、両方の変数が解析され、出力多次元ラスターには両方の変数が含まれます。

String

主成分数

(オプション)

計算対象の主成分の数。通常は、入力ラスターの数よりも少なくなります。

このパラメーターには、割合 (%) を指定することもできます。 たとえば、値が 90% の場合、データの分散の 90% を説明できる成分の数が計算されることを意味します。

String

環境

圧縮, 現在のワークスペース, 範囲, 地理座標系変換, NoData, 出力データのコンフィグレーション キーワード, 出力座標系, 並列処理ファクター, ピラミッド, リサンプリング方法, ラスター統計, スクラッチ ワークスペース, スナップ対象ラスター, タイル サイズ

ライセンス情報

  • Basic: Image Analyst が必要
  • Standard: Image Analyst が必要
  • Advanced: Image Analyst が必要