窪地の特定 (Spatial Analyst ツール)
サマリー
空間的な特性に基づいて、周囲の土地より地形的に低いエリアを特定します。
[窪地の特定 の仕組みの詳細](how-locate-depressions-works.md 年)
使用法
入力サーフェス ラスター (Python では
in_surface_raster) パラメーターの値として数値標高モデル (DEM) を指定できます。 内部で、窪地は平滑化済み DEM と元の DEM の差に基づいて特定されます。オプションの解析パラメーターで設定した要件をすべて満たす窪地のみが 出力窪地ポリゴン (Python では
out_depressions_polygons) パラメーター値に格納されます。出力接続ポイント (Python では
out_connection_points) パラメーター値には、出力窪地ポリゴン パラメーター値に格納されているすべての窪地について、その窪地内の最低標高ポイントが格納されます。接続までの最大距離 (Python では
max_connection_distance) パラメーターに値が指定されている場合、各窪地の下流接続ポイントも含まれます。Z 単位 (Python では
z_unit) パラメーター値を指定することで、窪地の深さが適切に計算されます。入力サーフェス ラスターの鉛直座標系に Z 単位がある場合、それが自動的に適用されます。 入力ラスターの Z 単位がない場合は定義することをお勧めします。 Z 単位の指定には、投影法の定義 ツールを使用できます。 値を指定しなかった場合、デフォルトでメートルが使用されます。
接続までの最大距離 パラメーターでは、窪地内の最低標高セルより標高が低い、最寄りのセルへの下流接続が考慮されます。 これらの条件を満たすセルが複数存在する場合、最初に見つかったセルが返されます。
道路までの最大距離 (Python では
max_road_distance) パラメーターは、入力道路ラスターまたはフィーチャ (Python ではin_road_data) パラメーターが指定されている場合にのみ適用できます。入力サーフェス ラスター パラメーター値の空間参照のマップ単位を使用して、最小面積、接続までの最大距離、道路までの最大距離 パラメーターのデフォルト単位が設定されます。 入力サーフェス ラスター パラメーター値で指定されている単位が、使用可能な面積単位および距離単位の両方と一致していない場合、それらのパラメーターは、デフォルトで、それぞれ 平方メートル および メートル に設定されます。
このツールは、並列処理をサポートしています。 お使いのコンピューターに、複数のプロセッサや、複数のコアを持つプロセッサが搭載されている場合は、特に対象となるデータセットが大きいときにパフォーマンスが向上します。 Spatial Analyst による並列処理ヘルプ トピックには、この機能と設定方法の詳細が記載されています。
デフォルトでは、このツールは使用可能なコアの最大 50% を使用します。 並列処理ファクター環境で、ツールが使用するコアの数を制御できます。
このツールに適用されるジオプロセシング環境の詳細については、解析環境と Spatial Analyst をご参照ください。
パラメーター
| ラベル | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
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入力サーフェス ラスター |
入力サーフェス ラスター。 |
Raster Layer |
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出力窪地ポリゴン |
特定された窪地が格納される出力フィーチャクラス。 各窪地ポリゴンには一意の番号が付きます。 属性テーブルの追加フィールドには、その窪地に関する詳細情報が格納されます。 これらのフィールドには次のようなものがあります。
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Feature Class |
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入力道路ラスターまたはフィーチャ (オプション) |
道路を定義するオプションのラスターまたはフィーチャ データセット。 道路は、整数または浮動小数点ラスターで定義するか、ポイント、ライン、またはポリゴン フィーチャで定義することができます。 |
Raster Layer; Feature Layer |
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出力接続ポイント (オプション) |
窪地内の最低標高ポイントと対応する下流接続ポイントを定義する、オプションの出力ポイント。 下流接続は、窪地内の最低標高セルより標高が低い最寄りのセルとして定義されます。 下流接続ポイントと関連フィールドは、接続までの最大距離 パラメーターに値が指定されている場合のみ出力に含まれます。 各ポイントには一意の番号が付きます。 属性テーブルの追加フィールドには、そのポイントに関する詳細情報が格納されます。 これらのフィールドには次のようなものがあります。
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Feature Class |
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最小深さ (オプション) |
窪地と見なされる最小深さ。 最大深さがこの値未満である窪地は最終出力に含まれません。 デフォルトは 0.05 メートル、または指定されている Z 単位でこれに相当する長さです。 |
Linear Unit |
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Z 単位 (オプション) |
鉛直方向の Z 値の距離単位を指定します。 これは、鉛直座標系で定義されます (存在する場合)。 鉛直座標系が存在しない場合、正しい測地線の計算を実現するために、単位リストを使用して Z 単位を定義します。 デフォルトはメートルです。
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String |
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最小面積 (オプション) |
窪地と見なされる最小面積。 面積とは、窪地の表面の面積のことです。 面積がこの値未満である窪地は最終出力に含まれません。 デフォルトは、3 つのセルの合計面積、または 入力サーフェス ラスター パラメーター値の空間参照のマップ平方単位でこれに相当する面積です。 |
Areal Unit |
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接続までの最大距離 (オプション) |
窪地のエッジから下流接続ポイントまでの最大許容距離。 下流接続は、窪地内の最低標高セルより標高が低い最寄りのセルとして定義されます。 下流接続までの距離がこの値より大きい場合、その窪地は最終出力に含まれません。 このパラメーターは、値が指定されている場合のみ適用されます。 |
Linear Unit |
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道路までの最大距離 (オプション) |
窪地のエッジから最寄りの道路までの最大許容距離。 道路から窪地までの距離がこの値より大きい場合、その窪地は最終出力に含まれません。 このパラメーターは、入力道路ラスターまたはフィーチャ パラメーターの値が設定されている場合にのみ使用できます。 デフォルトは、30 メートル、または 入力サーフェス ラスター パラメーター値の空間参照のマップ単位でこれに相当する値です。 |
Linear Unit |
環境
自動コミット, セル サイズ, セル サイズ投影法, 現在のワークスペース, 地理座標系変換, マスク, 出力データのコンフィグレーション キーワード, 出力座標系, 範囲, 並列処理ファクター, スクラッチ ワークスペース, スナップ対象ラスター
ライセンス情報
- Basic: Spatial Analyst が必要
- Standard: Spatial Analyst が必要
- Advanced: Spatial Analyst が必要